登山初心者が登山に挑戦するために服装を揃えようと思っても、未経験なため、
- 登山中にどの様な辛い現実に直面し得るか、
- その現実にどの様にして対処すれば良いか、
想像が付かずお困りのことと思います。
登山においては服装も道具の一種で、これらを上手に駆使することで快適に安全に登山できます。
そこで今回は、あなたが登山用服装選びで失敗しないために、
- 考慮すべきポイントや
- なぜそれを考慮せねばならないかの理由を
解説するとともに、
- おすすめの服装
- その他有用な持ち物
を紹介いたします。
目次
【最初に結論(回答)!】季節・標高別!登山の服装早見表
登山をする際の服装は、登山中に天気や気温や体温などが変化しても快適に過ごせるように服装を変えるので、効果的な重ね着の組合せが何通りかあります。
それらは、次の早見表に示す構成のアイテムを内側から順番に重ね着した服装のいずれかです。
【季節・標高別、登山時の服装早見表】
| 低山帯 (広葉樹林帯) 〜約1,500m | 中間帯 (針葉樹林帯) 約1,500〜2,500m | 高山帯 (森林限界以上) 約2,500m以上 | |
|---|---|---|---|
| 春 3〜5月 (無雪期) | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター | ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター |
| 夏 6〜8月 | ●行動着兼用の肌着 ●肌着 + 行動着 | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター |
| 秋 9〜11月 (無雪期) | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 | ●肌着 + 行動着 ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター | ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター |
| 冬 12〜2月 (積雪期 および 残雪期) | ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター | ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター | ●肌着 + 行動着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 ●肌着 + 行動着 + 保温着 + アウター ●肌着 + 行動着 + 保温着 + 防寒着 + アウター |
一つの区分内では重ね着する枚数をこの通りにせねばならない訳でも、隣りの区分に移った瞬間に着替えねばならない訳でもありません。
役割が同じでも、例えば夏に使うアウターと冬に使うアウターとでは、アイテムが異なる場合もあります。
これらを、気温や活動量に応じた丁度良い保温性能が服装全体で得られるように、事前に、更には登山現場で適切に選定して組み合わせて着用します。

服装を適切に選定するためには、登山における服装の基本的な考え方がわかっている必要があります。
つまり、事前に答を一通りに特定できない問題への対処方法は、現場の状況に対して、あなたの感じ方を基準に基本的な考え方を実践して答を見付け出すのが常道です。
先程の早見表も、この考え方に基づいて出来上がっています。
その考え方とは「3層レイヤリング」と呼ばれる重ね着の方法です。
次の章では、登山に適した服装を選ぶための考え方であり方法である3層レイヤリングについて説明いたします。
具体的にどんな品物を準備すれば良いかをすぐにでも知りたい人は、季節別に分けた以下の項をお読み下さい。
夏に登山する予定の人は こちらのセクション をお読み下さい。
春または秋に登山する予定の人は こちらのセクション をお読み下さい。
冬に登山する予定の人は こちらのセクション をお読み下さい。
登山初心者が知っておきたい「3層レイヤリング」 ― 服装の基本的考え方
3層レイヤリングとは
「3層レイヤリング」とは、登山中に直面する寒さ・暑さ・汗・雨・風などの下界よりも遥かに過酷で多様な場面のいずれに対しても快適さや安全を保てるようにするために、機能の異なる3種類の衣類を適切に重ね着する、登山向けに体系的に考案された高度な服装着用方法です。
「3層」とは、以下の3つです。
- ベースレイヤー(基礎層):肌に一番近い位置に着て、汗冷えを防ぐ役割をする
- ミドルレイヤー(中間層):中間に着て、服装全体の保温力を調整する役割をする
- アウターレイヤー(外殻層):一番外側に着て、雨・風・寒さ等を防ぐ役割をする

「レイヤリング」とは、適切に「重ね着すること」を意味します。
「層」と「レイヤー」は、日本語で表現するか英語で表現するかの違いであり、意味は同じです。
3層と言っても、登山中、常に3つの層をそれぞれ一枚ずつ身に着けるとは限らず、身に着けていない層があったり、複数枚を重ね着している層があったりする場合もあります。
3層レイヤリングの目的および効果
快適さや安全を保てるようにすることが3層レイヤリングの目的であり効果でもあります。
このことが、機能の異なる3種類の衣類を適切に重ね着するという手段で実現できます。
快適に安全に登山をするためには次の2つが欠かせません。
- 体温調節
- 濡れ防止
服装がそのための道具の役割をしており、3層レイヤリングという方法によってこれらが可能になります。
例えば、環境要因として、標高が100m上がると気温は約0.6℃下がりますし、風速が1m/s増すと体感温度は約1℃下がります。
寒暖差5℃程度が衣服を一枚着脱する際の目安とも言われています。
一方、身体要因として、重い荷物を背負って険しい坂道を登れば体温も上がりますし汗もかきます。
汗をかいたり(身体要因)雨に降られて(環境要因)服が濡れたままだと、汗冷えや低体温症になる危険性もあります。
寒さも暑さも、汗や雨による濡れも、「3層レイヤリング」という方法を実践することで解決できます。
次の章からは、登山用にこれら3種類の衣類を失敗せずに準備するためのポイントについて説明いたします。
登山に適した服装の揃え方
既に持っているウェアで間に合う物もある
登山をする際の服装は、あなたが登る登山のレベルに見合っている必要があります。
初心者レベルの登山であれば、あなたが既に持っているウェアで間に合う物もあります。
速乾性のTシャツやストレッチ性のジャージなどがその例です。
挑戦する登山レベルに見合う服装で臨む
そして、登山経験を積み重ね、挑戦する登山レベルが高くなるに伴い高機能高性能なウェアを適宜揃えていけばOKです。
ちなみに私は、最初は、高校時代の体操服を着て登山に行きました。
初夏に1,000m程度の山に登りました。
見た目はさておき、特に不都合はありませんでした。
ですが、より高いレベルの登山に挑戦するならば、それに伴って、備わっている機能や性能もより高いレベルの服装が求められます。
これらのレベルは、登る人が登山の初心者か上級者かという登山経験値とは関係ありません。
登山のレベルによって服装(道具)に必要なレベルが決まります。
なぜならば、たとえあなたが登山初心者だったとしても、自然は手加減してくれないからです。
ですから、レベルの高い登山に挑戦する場合は、それに見合う高機能高性能の服装で臨む必要があります。
レイヤー別、登山に適した服装の選び方(機能、素材、注意点)
ベースレイヤーに必須の吸汗速乾性
ベースレイヤーとは肌着のことです。

肌に直接触れる所に着るベースレイヤーでは、吸汗速乾性は必須の機能です。
かいた汗を素早く吸い上げる吸汗性と、汗を吸ってもすぐに乾く速乾性の両方を併せ持っていることで、体の表面付近を常に乾いた状態に保てるため、汗冷えせず、快適に安全に登山できます。
吸汗性を効果的に得るためには、体にフィットしたサイズ(ゆとりが少なめ)であることも重要です。
ゆとりが少なくても動きづらくならないように、ストレッチ性のある生地で作られていることも重要です。
これらの機能や特性が得られてベースレイヤーに適する素材は、ポリエステルかメリノウール、あるいはこれらの混紡素材です。
これらの素材で出来ている肌着を選んで下さい。
ポリエステルとメリノウールとを比較すると、
- ポリエステルはコスパが優れる
- メリノウールは保温性が優れる
というメリットがあります。
ですが、出来上がった服の保温性は、素材の性質だけでなく生地の厚さにも影響されるため、どちらの保温性が高いかは一概に言えません。
【要注意!】登山時の服装に「綿(木綿、コットン)」素材は絶対にNG!
逆に、適さない素材は綿(木綿、コットン)です。
綿(木綿、コットン)素材の衣類は速乾性が無い上に濡れると保温性も無くなるため、登山をする際には絶対に着ないで下さい。
ミドルレイヤーは速乾性と保温性が必要
ミドルレイヤーとは、肌着よりも外側で、かつ、後ほど説明するアウターレイヤーよりも内側に着るシャツやフリースなどのことです。

行動着も保温着も防寒着も、どれもミドルレイヤーです。
ミドルレイヤーは、重ね着する枚数を加減して服装全体の保温性能を調節することが最重要の役割です。
保温性を得るために、速乾性も必要です。
なぜならば、服が乾いていればそれなりの保温性が得られるからです。
ミドルレイヤーに適する素材も、ポリエステルやナイロンやメリノウール、あるいはこれらの混紡素材です。
他に、ダウンウェアもミドルレイヤーに該当します。
休憩中や山小屋で過ごす時など、汗をかく心配が無い場合ならば、ダウンを活用するのもありです。
なぜならば、ダウンは濡れると、乾かしにくく保温性が低下するからです。
ベースレイヤと同様にミドルレイヤーにおいても、綿(木綿、コットン)素材の衣類は絶対に避けて下さい。
アウターレイヤーは防水透湿性と防風性
アウターレイヤーの代表例はレインウェアです。

アウターレイヤーとは、服装の一番外側で外部からの雨・風・冷気などを遮断する一方で、かいた汗(蒸れ)を外部に逃がし、内部を濡れや寒さから保護する役割をする衣類のことです。
雨をしのぐ時にはもちろんレインウェアを着ます。
他にも、登山では防風防寒着の役割でレインウェアを活用します。
アウターレイヤーに適する素材は、ゴアテックスに代表される防水透湿性素材です。

内側にミドルレイヤーを重ね着することも想定して、少しゆとりがあるサイズを選ぶのがポイントです。
冬用のアウターレイヤーは、雪や厳しい寒さをしのぐためにハードシェルを使うのが一般的ですが、低山ならレインウェアで間に合う場合もあります。
次の章からは季節別の適した具体的なアイテムの例を説明いたします。
夏の登山の服装のおすすめアイテム
ベースレイヤー
スマートウール:クラシックサーマルメリノ ベースレイヤー
夏に低山に登る時も長袖をお勧めします。
肌着と行動着をこれ一枚で兼用することができますし、この上に更に重ね着しても構いません。
低山に限らず、どの標高の登山にも適します。
素材はメリノウール100%で、吸汗速乾性があるのはもちろんのこと、抗菌防臭性も備わっています。
メンズ
レディース
ミズノ:ナビドライTシャツ 半袖
夏の低山登山は暑いからと、半袖の肌着をお望みならばこちらがおすすめです。
素材はポリエステル100%で吸汗速乾性に優れ、UVカット性能も高められています。
サラッとして着心地が良いことも特長です。
上に一緒に着る行動着は長袖のものをお勧めします。
メンズ
レディース
おたふく手袋:夏用インナー 長袖 丸首
行動着を半袖にするならば肌着は長袖がおすすめです。
素材はポリエステル85%、ポリウレタン15%で吸汗速乾性に優れ、消臭機能も付加され、UVカット性能も高められています。
接触冷感機能とコンプレッション性も付加されています。
メンズ
レディース
ミズノ:ドライベクター エブリ トランクス、ショーツ
素材はポリエステルメインの化学繊維100%で吸汗速乾性に優れ、抗菌防臭機能も付加されています。
蒸れも抑えられ、履き心地も良いです。
夏に限らず通年で使えます。
メンズ:ドライベクター エブリ トランクス
レディース:ドライベクター エブリ ショーツ
ミドルレイヤー
夏に使うミドルレイヤーならば、ベースレイヤの上に行動着を着て歩き、休憩時に寒ければ保温着を羽織る程度で済みます。
ミレー:アルピ シャツ II ロングスリーブ
ボタン仕様・前開きタイプの長袖シャツの行動着です。
吸汗速乾性はもちろん、メッシュ生地で出来ているため通気性や軽量性も優れます。
夏の登山だけでなく普段着としても重宝します。
メンズ
レディース
ファイントラック:ドラウトセンサージャケット
スライドファスナー仕様・前開きタイプの長袖シャツの行動着です。
吸汗速乾性に優れるのはもちろんのこと、抗菌防臭性や適度な保温性もあります。
冬の高山(こうざん)を除きいつでもどこでも使える一着です。
両脇にベンチレーション機能も備わっています。
メンズ
レディース
モンベル:シャミースジャケット
薄手ながら暖かく、心地よい肌触りのフリースジャケットです。
保温性、速乾性、通気性、ストレッチ性を備えており、一年を通して活用できます。
適度にゆとりがあるシルエットで、アウターとしても中間着としても活用できます。
メンズ
レディース
ノースフェイス:アルパインライトパンツ
速乾性、撥水性、ストレッチ性を備えたロングタイプのパンツです。
立体的なパターンが採用されていて、脚上げがスムーズにできます。
一年を通して履くことができます。
メンズ
レディース
アウターレイヤー
モンベル:ストームクルーザー ジャケット
生地が比較的薄いため、寒くはないが雨をしのぐためにアウターを着ない訳には行かない場合でも、暑さはさほど苦になりません。
比較的軽量でコンパクトに収納できるので、持ち運ぶ上でも負担になりません。
他の適切な衣類と組み合わせることで、冬の高山(こうざん)の雪山を除き一年を通して使うことができます。
メンズ
レディース
モンベル:ストームクルーザー フルジップパンツ
裾が腰までサイドファスナーで全開になる仕様になっていて最高に着脱しやすいので、不慣れな初心者でもトレッキングシューズを履いたままで楽に素早く着脱できます。
他の適切な衣類と組み合わせることで、冬の高山(こうざん)の雪山を除き一年を通して使うことができます。
各ウエストサイズにおいて、パンツの股下の長さがレギュラーモデルと、それより6㎝短くしたショートモデルと、6㎝長くしたロングモデルの3つの選択肢があります。
メンズ
レディース
夏の登山に適したおすすめの服装・持ち物一式に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
登山の際の服装はこんな点を考慮して選ぼう! 夏山編
春や秋の登山の服装のおすすめアイテム
ベースレイヤー
登山日の気温や登る山の標高によって、速乾性だけで構わないか速乾性に加えて保温性も必要かや、ショートタイプにするかロングタイプにするかを判断して下さい。
ミズノ:ナビドライTシャツ 半袖
寒くなさそうならば半袖の肌着で済ませることが出来ます。
素材はポリエステル100%で吸汗速乾性に優れ、UVカット性能も高められています。
サラッとして着心地が良いことも特長です。
上に一緒に着る行動着は長袖のものをお勧めします。
メンズ
レディース
ファイントラック:ドライレイヤーウォームロングスリーブ
半袖の肌着では寒そうならばこちらの長袖の肌着がおすすめです。
速乾性と共に保温性も合わせ持っています。
メンズ
レディース
ミズノ:ドライベクター エブリ トランクス、ショーツ
ショートタイプの肌着(パンツ)です。
素材はポリエステルメインの化学繊維100%で吸汗速乾性に優れ、抗菌防臭機能も付加されています。
蒸れも抑えられ、履き心地も良いです。
春・秋でも、夏でも、通年で使えます。
メンズ:ドライベクター エブリ トランクス
レディース:ドライベクター エブリ ショーツ
ファイントラック:ドライレイヤーウォームタイツ
ロングタイプの肌着(パンツ)です。
素材はポリエステルメインの化学繊維100%で速乾性に優れます。
保温性、撥水性、抗菌防臭機能、静電気を抑制する機能も備えています。
メンズ
レディース
ミドルレイヤー
ミズノ:マジックドライ長袖トレイルシャツ
速乾性に優れた行動着のシャツです。
ボタン仕様前開きタイプの長袖シャツです。
メンズ
レディース
ファイントラック:ドラウトセンサージャケット
スライドファスナー仕様・前開きタイプの長袖シャツの行動着です。
吸汗速乾性に優れるのはもちろんのこと、抗菌防臭性や適度な保温性もあります。
冬の高山(こうざん)を除きいつでもどこでも使える一着です。
両脇にベンチレーション機能も備わっています。
メンズ
レディース
ノースフェイス:アルパインライトパンツ
速乾性、撥水性、ストレッチ性を備えたロングタイプのパンツです。
立体的なパターンが採用されていて、脚上げがスムーズにできます。
一年を通して履くことができます。
メンズ
レディース
コロンビア:バックアイスプリングスジャケット
スライドファスナー仕様・前開きタイプのフリースの保温着です。
速乾性も保温性もあり、一年を通して着られます。
メンズ
レディース
マーモット:デュースダウンジャケット
保温性が高く、一年を通して着られるダウンの防寒着です。
メンズ
レディース
アウターレイヤー
ノースフェイス:マウンテンレインテックス ジャケット
防水透湿性素材には実績のあるゴアテックスが使われていて、性能も信頼性も高い製品です。
登山という用途で使うのに適した(街使いには無い)機能や性能を備えた優れた製品です。
フロント部分がスライドファスナーとドットボタン留め二重フラップの組み合わせになっているため、密閉したい時も適度に開放したい時も、開閉度合いを柔軟に調節できます。
フードは襟の中に収納できる仕様になっています。
軽量性を推進するよりは耐久性や保温性を優先した製品で、冬の高山(こうざん)の雪山を除き一年を通して使うことができます。
メンズ
レディース
モンベル:レインダンサー パンツ
性能も信頼性も高い防水透湿性素材であるゴアテックスが使われている各メーカーの製品の中で最安と言える低い価格設定の製品です。
高機能・高性能である割にはお値打ちに手に入ります。
各ウエストサイズにおいて、パンツの股下の長さがレギュラーモデルと、それより6㎝短くしたショートモデルと、6㎝長くしたロングモデルの3つの選択肢があります。
登山という用途で使うのに適した(街使いには無い)機能や性能を備えています。
軽量性を推進するよりは、どちらかと言うと、耐久性や保温性に優れた製品で、冬の高山(こうざん)の雪山を除き一年を通して使うことができます。
メンズ
レディース
春の登山に適したおすすめの服装・持ち物一式に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
初心者向け春の登山に適した服装完全ガイドとおすすめアイテム紹介!
秋の登山に適したおすすめの服装・持ち物一式に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
初心者向け秋の登山に適した服装完全ガイドとおすすめアイテム紹介!
冬の登山の服装のおすすめアイテム
ベースレイヤー
ファイントラック:ドライレイヤーウォームロングスリーブ
寒い時季にはこちらの長袖の肌着がおすすめです。
速乾性と共に保温性も合わせ持っています。
メンズ
レディース
ファイントラック:ドライレイヤーウォームタイツ
ロングタイプの肌着(パンツ)です。
素材はポリエステルメインの化学繊維100%で速乾性に優れます。
保温性、撥水性、抗菌防臭機能、静電気を抑制する機能も備えています。
メンズ
レディース
ミドルレイヤー
ファイントラック:ドラウトクロージャケット
スライドファスナー仕様・前開きタイプの長袖シャツの行動着です。
中厚手で保温性も通気性も速乾性にも優れます。
両脇にベンチレーション機能も備わっています。
メンズ
レディース
ノースフェイス:アルパインライトパンツ
速乾性、撥水性、ストレッチ性を備えたロングタイプのパンツです。
立体的なパターンが採用されていて、脚上げがスムーズにできます。
一年を通して履くことができます。
メンズ
レディース
アウターレイヤー
ファイントラック:エバーブレスアクロジャケット
防水透湿性のあるハードシェルでありながらストレッチ性もある冬期用アウタージャケットです。
メンズ
レディース
ファイントラック:エバーブレスアクロパンツ
防水透湿性のあるハードシェルでありながらストレッチ性もある冬期用アウターパンツです。
メンズ
レディース
冬の登山に適したおすすめの服装・持ち物一式に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
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初心者向け冬の登山に適した服装完全ガイドとおすすめアイテム紹介!
雪山登山に適したおすすめの服装・持ち物一式に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
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雪山登山初心者におすすめの服装・装備一式完全ガイド!
その他必要・有用な服装・持ち物
帽子
服装の一部として、登山中は頭にも帽子を被ります。
登山中に帽子を被ることによって、以下の利点が得られます。
- 夏の日差しの暑さを防ぐ(熱中症の予防)
- 頭部のケガを防ぐ
- 日焼けを防ぐ
- 眩しさを防ぐ
- 汗が目に入るのを防ぐ
- 雨を防ぐ
- 視界の確保
- 冬の防寒
ノースフェイス:ホライズンハット(ユニセックス)
頭の周り全体に広がったつばが頭も顔も首周りも広い範囲を覆ってくれるハットタイプの帽子ならば、日差しや雨をくまなく防ぐのに役立ちます。
雨が本降りの時は帽子を脱ぎ、レインウェアのフードを直接被る方が収まりが良いです。
ノースフェイス:スクエアロゴキャップ(ユニセックス)
キャップタイプの帽子は、前方からの日差しや雨は帽子のつばで防ぎながら視界を確保でき、他の方向はウェアのフードと併用して防ぐ際も使い勝手が良いです。
帽子を被ったままレインウェアのフードを被っても収まりが良いです。
風に吹かれて帽子が脱げても飛ばされないように、クリップ式ストラップで服の襟などに繋ぎ止めておくと良いです。
帽子が飛ばされない!クリップ式ストラップおすすめ4選!
yokoami:ニット帽(ユニセックス)
寒い時期に保温が主な目的で被る場合はビーニー(ニット帽)が適します。
メリノウール100%で、保温性も高く肌触りも良いです。
リュックサック
登山に行く際の持ち物一式を入れて持ち歩くカバンも必要です。
足元が不安定で険しい山道を安全に歩くために、両手をフリーにできるリュックサック(バックパック)は必須です。
更に、大きく体を動かしても体に固定され快適に歩けるように、リュックサック(バックパック)がウエストストラップ付きである必要もあります。
日帰り登山ならば容量20リットル程度、山小屋泊まりならば容量30リットル程度の物が適します。
容量20リットル程度
ミレー:マルシェ 20(ユニセックス)
日帰り登山に適する人気のロングセラー商品です。
登山用途だけでなく街使いにも可能なデザインです。
レインカバーは別売りです。
レインカバー
容量20リットル程度のリュックサックに関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
日帰りで身軽に動くのに最適!20L登山リュックおすすめ5選!
容量30リットル程度
ミレー:
サースフェー 30+5(メンズ)
サースフェー 30+5 LD(レディース)
背負い心地や使い勝手を良くするために登山リュックに求められる仕様や機能が網羅されています。
雨蓋の位置を上下に移動させられるため、荷物の大幅な増減に対応できます。
レインカバーも付属しています。
背面長は固定式です。
★ メンズ(M,Lサイズ)
★ レディース(Sサイズ)
容量30リットル程度のリュックサックに関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
日帰りから小屋泊までOK!30L登山リュックおすすめ5選!
登山靴(トレッキングシューズ)
不整地の傾斜地を重い荷物を背負って歩く登山においては、足にかかる負担を補助したり足や足首を保護したりしてくれる機能や耐久性を備えた、登山という用途にふさわしい靴も必要です。
登る山の標高が高くなるほど、また、背負う荷物が重くなるほど、靴底がより硬く、履き口の高さがより高い、ミドルカットやハイカットの登山靴(トレッキングシューズ)が適します。
一緒に履く登山用靴下を着用した状態の足に合うサイズの靴をお選び下さい。
キャラバン:トレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス(ユニセックス)
トレッキングの様々なシーンで役立つ機能が備わった人気商品です。
登山に適したおすすめの登山靴(トレッキングシューズ)に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
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夏の登山に適した靴の選び方とおすすめ5選!日帰りから山小屋泊登山やテント泊縦走まで、行先や用途別に紹介!
靴下
登山と言う過酷な使用条件下で使われる登山靴を履く時に一緒に内側に履く靴下も、それに見合う機能や性能を備えたものを履く必要があります。
十分なクッション性、サポート性、吸汗・吸湿性、保温性が備わった中厚手以上の厚みのある登山用靴下がおすすめです。
キャラバン:RLメリノ・レトロトレッキング(ユニセックス、中厚手)
日本のメーカーによる中厚手の靴下で、日本人の足にフィットしやすく作られています。
右足用と左足用とで別々に専用設計されていて、フィット性が高く履き心地良くできています。
メリノウール主体の素材構成で、保温性、吸汗性に優れています。
キャラバン:RLメリノ・アルパイン(ユニセックス、厚手)
日本のメーカーによる厚手の靴下で、日本人の足にフィットしやすく作られています。
右足用と左足用とで別々に専用設計されていて、フィット性が高く履き心地良くできています。
メリノウール主体の素材構成で、保温性、吸汗性に優れています。
登山に適したおすすめの靴下に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
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夏山登山におすすめの靴下5選!ズレず蒸れず冷えず疲れず快適に過ごせる靴下の選び方を徹底解説
手袋
薮や木や岩やロープや鎖や梯子などをつかむ時や過って転倒した時などの手の保護や、汚れ防止、寒い時の保温に手袋が役立ちます。
ノースフェイス:シンプルトレッカーズグローブ NN12302(ユニセックス)
甲側にメッシュ素材が使われ、通気性を備えていて蒸れにくく夏に使うのに適する手袋です。
手袋を付けたままでスマホの操作ができます。
ノースフェイス:ウインドストッパーイーチップグローブ NN62519(ユニセックス)
メイン素材には肌触りがよく保温性が高いフリース生地が使われ、冬に使うのに適する手袋です。
ライニングに「GORE-TEX WINDSTOPPER」が採用され、冷たい風を防ぎながら多少の雨にも対応可能です。
手袋を付けたままでスマホの操作ができます。
サングラス
標高が1,000m高くなると紫外線は10%強くなります。
日差しの眩しさや紫外線から目を守るためにサングラスも必要です。
Glazata:偏光スポーツサングラス(ユニセックス)
普段メガネをかけない人はコチラをどうぞ。
Glazata:前掛けクリップ式サングラス(ユニセックス)
普段メガネをかける人はコチラをどうぞ。
スパッツ(ゲイター)
靴の中に雨水や小石などが入るのを防ぎ快適に歩けるように、スパッツ(ゲイター)が役に立ちます。
モンベル(mont-bell):GORE-TEX ライトスパッツ セミロング(ユニセックス)
コンパス(方位磁針)
町中のようには道が整備されていない自然の中を歩く登山では、道迷いを防ぐためにコンパス(方位磁針)が必要です。
あなたが行く登山で歩く範囲がカバーされた地図に磁北線を引いた上で、地図と一緒にコンパス(方位磁針)も必ず携行して下さい。
YCM:オリエンテーリングコンパス(畜光) TYPE 3
登山に適したおすすめのコンパス(方位磁針)に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
登山用コンパスに必要な機能と選び方とおすすめ5選!押さえるべきポイントを完全解説!
ヘッドライト
慣れない山道の移動で予定以上に時間がかかり、下山する前に暗くなってしまうこともあり得ます。
そんな場合でもヘッドライトがあれば、両手をフリーにして行動でき、安全や安心が得られます。
GENTOS(ジェントス):VA-05D
登山に適したおすすめのヘッドライトに関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
登山に必須のヘッドライトおすすめ5選!性能も機能もコスパも最強な機種はコレだ!
トレッキングポール(ストック)
不整地の傾斜地を歩く登山において、脚にかかる負担を軽減したり、体勢やバランスを保ったり、転倒を予防したりするために、トレッキングポール(ストック)を活用することも一つの有効な方法です。
DABADA(ダバダ):トレッキングポール アルミ製
アルミ製、スクリュー式3段伸縮式で、アンチショック機能付きです。
登山に適したおすすめのトレッキングポール(ストック)に関してはこちらの記事でより詳しく紹介しています。
よろしければどうぞご覧下さい。
脚の疲れや膝痛予防に有効!トレッキングポールおすすめ6選!
登山をする際の服装と持ち物チェックリスト
登山をする際の服装や持ち物一式およびチェックリストに関してはこちらの記事にまとめてあります。
よろしければどうぞご覧下さい。
初心者に!登山に必要な服装と持ち物リスト!ダウンロードできるチェックリスト付き!!
登山をする時の服装や持ち物に関するよくある質問とその答
※ 各質問(Q)をクリック(タップ)するとその答が現れます。
Q1 登山をする時に着る服を準備するに当たって考慮したり想定したりするべきことは何ですか?
A1 登山をする際は寒さ、暑さ、汗、雨、風などの様々な不快な要因や自然の脅威から身を守り、快適で安全に登山をするための道具として服装を活用します。
例えば、登山で行く先は標高が高いがゆえに気温が低い場所なので、服装には保温性が必要です。
一方で、登山という活動は不整地の傾斜地を重い荷物を背負って上り下りするハードな運動なので、時には大量の汗をかくほど暑くなることもあります。汗をかかないように服装を調節して薄着になりますが、それでも汗をかいてしまうこともあるので、影響を極力減らすように、素肌近くに着る服には速乾性が必要です。
汗だけでなく雨に降られても体や服を濡らさないように、外部からの水の侵入を防ぐとともにかいた汗は外部に逃がす防水透湿性や、強風にさらされても凍えずに済む防風性を備えたアウターも必要です。
一つの衣類に全ての機能が備わっている訳ではないので、身に着ける衣類の種類や枚数を適切に組み合わせて服装全体で効果が得られるように重ね着して対処します。
それを可能にするために必要なそれぞれの機能を備えた衣類をどれも準備します。
Q2 登山用品専門メーカーの商品じゃないと登山には使えませんか? そうじゃないものは何が違いますか?
A2 登山にはレベル(難易度)の幅があり、一般的な運動着などで間に合う場合もあればお勧めできない場合もあります。
その商品を登山に使うのに適するかどうかは、登山のレベルによって決まります。
登山用品専門メーカーの商品は一般的な運動着に比べて高機能・高性能で登山向きの仕様に作られています。
それを実現するに当たっては、使われている素材が違ったり、登山という特有の使用条件下で有効に機能するデザインになっていたりします。
例えば登山用の肌着は、吸汗速乾性に優れていたり濡れても保温性が失われない素材が使われています。
他にも例えば登山用のレインウェアは、高い防水透湿性能を備えていたり、ポケットがリュックサックのウエストストラップで押さえつけられない位置に設けられたデザインになっていたりします。
また、登山仕様の商品の方が軽量性や収納時のコンパクト性も重視して設計されています。
Q3 初心者は程々の服装で登山をしても構いませんか?
A3 あなたがどの山に登る計画であるかによって答が変わります。
登山をする際の服装や装備などは、あなたの登山経験の多い・少ないで決まるのではなく、取り組む登山のレベルの高い・低いによって決まります。
大雑把に言って、レベルの低い登山であれば登山用品専門メーカーの商品じゃなくても間に合う場合もありますが、登山のレベルが上がるほど高機能高性能で登山仕様の商品が適します。
登山のレベルは、
・登る山の標高
・歩行時間
・登山をする時季
・登山中の天気
などによって変わります。
登山初心者でも、十分な体力があり好天に恵まれれば、いきなりハイレベルの登山に挑戦することも不可能ではありません。
その場合は、経験の少なさを道具の優秀さで補うと考えて、高機能高性能な登山用品専門メーカーの商品を最初から買い揃えて使って下さい。
なぜならば、あなたが初心者だからといって、自然は手加減してくれないからです。
いずれにしても、木綿製の衣類(肌着やGパンなど)は、肌触りが良かったり着慣れていたりするとしても、絶対に避けて下さい。
なぜならば木綿素材は、速乾性が無いため、濡れたまま着続けると低体温症のリスクに陥るからです。
適材適所の服装で楽しい登山を!
登山をするとは、日常よりも遥かに過酷な環境下に身を置くことを意味するという認識を持って下さい。
そして、登山においては服装も道具であると考えて下さい。
登山に限らず何事も、活動のレベル(難易度)が上がれば道具(服装)もより高い性能の物が求められます。
登山レベル(難易度)は天気によっても左右されるため、好天に恵まれれば問題なく終えられたとしても、それは結果論です。
天気の急変などで難易度が上がった場合を想定してそれに対応できる服装を準備して登山に臨むべきです。
なぜならば、あなたが初心者だからと言って自然は手加減してくれないからです。
このページでご説明したことを参考にして、あなたが臨む登山レベルに見合った服装を揃えて登山に行って下さい。
あなたが登山を存分に楽しみ大満足が得られますように!

































