「登山に行こうと思っているが、どの様な服装で出掛ければ良いかがわからない。」
「本格的に揃える程の予算は無いので、今ある物のうち使える物は流用したいが、どれが使えてどれが使えないかや、更には、それがなぜかを知りたい。」
この様な悩みや疑問をお持ちの方もいると思います。
普段とは異なる場所で普段とは異なる活動をするのですから、それに適した服装があるのではと思うあなたの想像は正しいです。
あなたが既に持っている衣類の中には、登山に使っても差し支えの無い物も、登山では残念ながら使い物にならず適切な物を新調する必要のある物も、どちらもあると思います。
今回は、登山で起きる様々な状況に対処できる服装として何が適しているかを、登山初心者が服装を選ぶ際に知っておくべきことと合わせてお話しいたします。
目次
登山用の服装を選ぶ際に考慮すべきこと
登山とは、大自然のおいしい空気やきれいな景色などの下で癒されリフレッシュされる魅力的な活動でもあります。
ですが、その一方で、時には過酷な環境下に置かれる活動でもあります。
登山から得られる恩恵を多くの人に味わっていただきたいですが、一方で、登山に伴うリスクについても頭の片隅に置いておくべきです。
登山が持つ、それに伴うリスクという切り口から見た一面としては・・・
- 人里離れた不便な所
- 重い荷物を背負って歩く
- 傾斜地を歩く
- 大きな負荷のかかる運動
- 時には大量の汗をかく
- 標高が高い所
- 気温が低い所
- 時には強い風や雨にさらされる
- 紫外線が強い
- 時には木や岩などの障害物のある所を歩く
などなど
登山においては服装も道具のうちである
登山においては体温維持のための対策も重要です。
ここで体温維持とは、寒い時の保温と暑い時の熱の放出という正反対の目的のどちらにも、適切に対処せねばならないことを意味します。
と言うのは、登山で行く先は下界よりも標高が高く気温が低い所です。
ですから、その様な環境にも耐えられるように、保温(防寒)のための備えも必要です。
その一方で、登山では、坂道を汗だくになりながら上ることもあります。
この様な時には、熱を放出できるように薄着になって対処します。
更には、かいた汗で身体が必要以上に冷えないように、余分な汗を排除するための対策も必要です。
と言うのは、余分な汗を吸って濡れたままの服を気温が低い所でずっと着ていると、
↓
身体が必要以上に冷え、
↓
身体を満足に動かせなくなり、
↓
命の危険に陥りかねないからです。
また、汗の他にも、雨によって服や体が濡れることを防ぐ必要もあります。
他にも、強風にさらされたり、紫外線に照り付けられたり、木の枝や岩角などで擦り傷を負うことも考えられます。
登山においては、 “寒さ” や “暑さ” や “余分な汗” や “雨” や “風” や “紫外線” や “擦り傷” などから身体や肌を守るための道具として、 “服装” が活用されるのです。
登山の服装に求められる機能
登山において服装は道具なのですから、次のような機能が求められます。
- 保温
- 熱の放出
- 水分(汗)の排出
- 防水
- 防風
- 肌を保護する
これらの機能の全てを一枚の服でまかなうには無理があります。
そこで編み出されたのが3層レイヤリングという方法です。
以下で、この3層レイヤリングについて説明いたします。
登山の服装の基本は3層レイヤリング
レイヤリングとは、重ね着するという意味です。
3層とは、 “ベースレイヤー” と “ミドルレイヤー” と “アウターレイヤー” の3つの層を指します。
ちなみに「レイヤー」も「層」も同じ意味で、英語か日本語かの違いです。
ベースレイヤーとは、肌に一番近い所に着る服で、具体的には肌着のことです。
ミドルレイヤーとは、ベースレイヤーとアウターレイヤーの間に着る物のことで、行動着とか防寒着とか中間着とも言い、いわゆる山シャツやフリースやダウンなどが該当します。
アウターレイヤーとは、一番外に着て風や雨を防ぐ物のことで、具体的にはレインウェアのことです。
必ず各層1枚ずつの合計3枚という訳では無い
基本は3層の重ね着ですが、必ず各層1枚ずつの合計3枚を重ね着する訳ではありません。
暑ければ脱ぎ、寒ければ更に重ね着をして、基本にこだわらず、常に快適に過ごせるように服装を調節します。
そして、その服装で汗だくにならずに済む程度のペースで歩くことも重要です。
つまり、あらゆる状況に対応可能な唯一絶対の組合せがある訳では無く、状況に応じて適切に取捨選択して対処するのです。
ベースレイヤー | ミドルレイヤー | アウターレイヤー | |
---|---|---|---|
行動時(上半身) | 肌着 | 行動着 | (なし) |
行動時(下半身) | 肌着 | 行動着 | (なし) |
行動時(頭) | (なし) | 帽子 | (なし) |
行動時、寒い時(手) | (なし) | 手袋 | (なし) |
行動時(足) | 靴下 | (なし) | トレッキングシューズ |
休憩時パターン1(上半身) | 肌着 | 行動着の上に防寒着 | (なし) |
休憩時パターン2(上半身) | 肌着 | 行動着 | レインウェア |
寒い時、雨の時、風の強い時パターン1(上半身、下半身) | 肌着 | 行動着 | レインウェア |
寒い時、雨の時、風の強い時パターン2(上半身) | 肌着 | 行動着の上に防寒着 | レインウェア |
すごく暑い時(上半身) | 肌着 | (なし) | (なし) |
寒くて雨の時(手) | (なし) | 手袋 | レイングローブ |
日射しの強い時(目) | (なし) | (なし) | サングラス |
例えば足元に目を向けるならば、靴下がベースレイヤーで、ミドルレイヤーは無く、トレッキングシューズがアウターレイヤーと解釈できます。
例えば、寒い時はミドルレイヤーを2枚あるいは3枚着た上からアウターレイヤーを着ることもあります。
肌の一番近くがベースレイヤーじゃなかったり、一番外がアウターレイヤーじゃなかったりすることもあります。
例えば、天気が良ければベースレイヤーの上に着たミドルレイヤーが一番外でアウターレイヤーは無しで行動しても構いません。
例えば、頭は帽子がミドルレイヤーでレインウェアのフードがアウターレイヤーになるのかもしれませんが、帽子の内側には何も着けずに直接かぶることがほとんどではないでしょうか。
いずれにしても、快適に過ごせるように、状況に応じて臨機応変に着たり脱いだり増やしたり減らしたりして対処する訳です。
各層の受け持つ “役割” と求められる “機能” と適した(適さない) “素材” および “アイテム” の例
ここでは、ベースレイヤ、ミドルレイヤー、アウターレイヤーそれぞれの解説と、あなたが既に持っているかもしれない衣類の中で何が登山にも使えて何が登山には使えないかをお話しいたします。
ベースレイヤー(肌着)
役割
ベースレイヤーは、かいた汗で身体が過度に冷えないようにするための道具です。
これがベースレイヤーの最大にして最重要な役割です。
なぜならば、登山で行く先は下界よりも気温が低い所で、しかも強い風が吹いていることもあります。
そんな所で濡れた服を着ていると体温が奪われ凍えてしまいかねません。
機能
そうならないために、ベースレイヤーに求められる機能は、汗を素早く吸い上げ外に逃がす速乾性が求められます。
素材およびアイテム①
速乾性という機能を持ちベースレイヤーに適した素材はポリエステルです。
登山においては、時には大量の汗をかいて服がビショビショになってしまうこともあります。
そんな時でもむやみに着替えたりしません。
「着干し」と言って、着たままで濡れた服を乾かしてしまうということをします。
それを可能にするのがポリエステルという素材なのです。
ポリエステル製のニットのTシャツをお持ちなら、それをベースレイヤとして使い回すことは可能です。
素材およびアイテム②
一方、たとえポリエステル製だとしても、Yシャツやブラウスはベースレイヤーには不適です。
と言うのは、生地に伸縮性が無く動きにくいためです。
素材およびアイテム③
ポリエステルのような速乾性はありませんが、ウール素材もベースレイヤーとして使用可能です。
と言うのは、ウールは濡れてもさほど冷たさを感じず保温性を保つ性質が有るからです。
ただし、多少チクチクして肌触りが悪いかもしれません。
気温が低い時季や標高が高い所へ行くならば、ウールの肌着で出掛けるのも有りです。
素材およびアイテム④
絶対に避けなければならない素材は木綿(コットン)です。
なぜならば、木綿は乾きにくいため、濡れたままの服を着ていると体温を過度に奪われ行動不能になり命の危険に瀕するからです。
木綿のTシャツやジーパンなどの木綿素材の服は、たとえ着慣れていて丈夫だとしても、山に着て行くには不適です。 絶対に避けて下さい。
ミドルレイヤー(行動着、防寒着、中間着)
ミドルレイヤーは、身体を快適な環境で包むための道具です。
登山中の様々な状況と目的によって受け持つ役割は異なります。
行動着も防寒着もミドルレイヤーに属するのはそのためです。
きめ細かく温度調節できるように、薄手の物を組み合わせて使うのがコツです。
役割①
例えば大量の汗をかく時は、ベースレイヤーが吸い上げた汗を更に外に逃がすこともミドルレイヤーが受け持つ役割の一つです。
機能①
それには、ベースレイヤーと同様に速乾性という機能が求められます。
素材およびアイテム①
そのために適した素材は、やはりポリエステルです。
ポリエステル製の前開き襟付きチェック柄のいわゆる山シャツはミドルレイヤーに適しています。
他にも、ポリエステル製のニット生地のスポーツウエアやいわゆるジャージなら、ミドルレイヤーとして使い回すことは可能です。
役割②
他の状況としては、例えば気温が低かったり風が吹いていたりする時は、体温を保つこともミドルレイヤーの役割の一つです。
機能②
それには保温性という機能が求められます。
先の山シャツやジャージの上に重ね着するような使い方をよくします。
素材およびアイテム②
適した素材としては、フリースやウールやダウンが挙げられます。
フリースは軽くて肌触りが良く速乾性もあります。
ウールは保温性が高く、また、多少濡れてもある程度保温性を保ちます。
ウールの難点は比較的重いことと、縮みやすいことです。
ウールではなく化繊のセーターでも悪くないですが、化繊はウールよりも保温性が劣ります。
ダウンは軽くて保温性が高いです。
ですが、濡れると保温性が落ちて使い物にならなくなるので、濡らさないように注意が必要です。
既にお持ちの物があるなら、先ずは運動用のジャージを着て出掛け、前開きのフリースかセーターかダウンを防寒用に持って行くところから始めても良いかもしれません。
素材およびアイテム③
ミドルレイヤーでも木綿製の物は絶対に避けて下さい。
理由はベースレイヤーと同様です。
アウターレイヤー(レインウェア)
役割
アウターレイヤーは、冷気や雨が外部から侵入するのを防ぐ一方で、服の内部で発生した過剰な汗を外部に排出するための道具です。
機能
アウターレイヤーに求められる機能は防水透湿性です。
防水透湿性とは、外部からの雨水の侵入を防ぎ(防水性)なおかつ内部で発生した汗を水蒸気として排出する(透湿性)両方の機能を兼ね備えた性質のことです。
例えばビニールシートは、水も水蒸気も通しませんので、防水性はありますが透湿性はありません。
例えばポリエステル製の糸から作られた生地は、水蒸気も水も通してしまうので、透湿性はありますが防水性はありません。
これらはどちらも登山用のアウターレイヤーとしては不適です。
登山用のアウターレイヤー(レインウェア)においては、防水透湿性、つまり防水性と透湿性の両方の機能が兼ね備わっている必要があります。
なぜならば、登山では雨の中を汗をかきながら歩くこともあります。
そんな時は、外部から降り注ぐ雨水の侵入を防ぎつつ、同時に内部で発生した汗を水蒸気として排出しなければ、内部は結局濡れてしまい、それが冷えにつながり、行動不能に陥りかねないからです。
素材およびアイテム①
登山用のアウターレイヤーとしておすすめなのは、ゴアテックスという防水透湿素材を使って作られたレインウェアです。
登山用におすすめなのは上下セパレートタイプのレインウェアです。
ゴアテックスをおすすめする理由は、ゴアテックスは防水性能も透湿性能も十分にあり、実績もあり、最も信頼されている素材だからです。
防水透湿性をうたったレインウェアは他にもありますが、登山で使えるレベルの性能に達していない物が多いので注意が必要です。
防水透湿素材にゴアテックスが使われていれば問題ありません。
ですが、もしもゴアテックスとは異なる防水透湿性素材が使われている物を選ぶならば、耐水圧も透湿度もどちらも20,000以上ある物をおすすめします。
ゴアテックスの難点は価格が比較的高いということです。
ですが、ゴアテックスには価格に見合うだけの性能や価値が有ります。
逆に、ゴアテックスよりも安く性能も低い他の防水透湿性素材が使われたレインウェアでは、山では使い物にならないということもあります。
安物買いの銭失いにならないように、レインウェアは、たとえ高いと感じても、十分な性能がある物を選んで下さい。
先に、アウターレイヤーとは具体的にはレインウェアのことだとお伝えした通りで、レインウェアで風を防ぐこともできますし、それなりの保温性もあります。
雨が降っていない時にレインウェアを着てはいけないという決まりはありません。
雨具としてだけでなく、防風着や防寒着としてもレインウェアの活用範囲は広いです。
素材およびアイテム②
ウインドブレーカーもアウターレイヤーに該当すると言えば該当するのですが、登山にウインドブレーカーを持って行く意味はほとんどありません。
なぜならば、レインウェアならば雨だけでなく風も防ぐことができますが、一方、ウインドブレーカーでは風を防ぐことはできても雨を防ぐことはできないからです。
登山においては持ち物を減らして荷物を軽くすることも重視すべきことの一つです。
なぜならば、荷物が軽い方が楽に行動できるため、体力も温存できますし、いざという時にスピーディーに行動できるからです。
そのために、用途ごとに別々のアイテムを割り当てるのではなく、一つのアイテムで幾つもの用途を兼用できるように工夫します。
つまり、雨の時はレインウェアを着て、風の時はウインドブレーカーを着るのではなく、「雨の時も風の時もどちらもレインウェアを着れば良い」のです。
ですから、登山に使う服装としてウインドブレーカーは除外して構いません。
素材およびアイテム③
100均でも売っているようなビニールガッパではダメです。
なぜならば、透湿性が無く、生地の強度も足りないからです。
素材およびアイテム④
コートタイプのレインウェアもダメです。
なぜならば、裾が長すぎるため動きづらいからです。
また、レインパンツも一緒に着用しないと、脚が濡れてしまうからです。
素材およびアイテム⑤
ポンチョタイプもダメです。
なぜならば、裾が広がりすぎるため風にあおられるとバタついて動きずらいからです。
また、レインパンツも一緒に着用しないと、脚が濡れてしまうからです。
素材およびアイテム⑥
街で使うことを想定して作られた安物もダメです。
なぜならば、登山という用途で実用に耐えられるだけの性能が無いからです。
その他の身に着ける物
帽子
強い陽射しや、冷たい風や、多少の雨などから頭を守ってくれる役立つアイテムです。
多少汗をかいたり汚れたりしても構わない物があるなら、先ずはそれを流用して構わないと思いますが、つばの大きな麦わら帽子はかさばるためやめた方が無難です。
サングラス
陽射しが強い時に標高が高い所や雪が積もっている所を歩くならば、着けた方が良いです。
着けずに山を歩いている人もたくさんいますから、先ずは無くても構わないと思います。
既に持っている物があるなら、それを持って行っても良いと思います。
手袋
岩場や、ロープや鎖や梯子などが設置された所を手も使って通過する時は、手を保護するために、手袋をはめるのもありです。
一時的に使うことを前提に、木綿製の軍手でも良いと思います。
私は、工事現場で使われるような作業用の革手袋を使っていた時もあります。
レイングローブ
夏でも標高が高い所や、春や秋のように気温が低い時季に雨に降られた時には、手がかじかまないように、手にも雨具(レイングローブ)を着けた方が快適です。
無いとダメな訳ではありませんが、買うなら防水透湿性素材が使われた物がおすすめです。
ただし、ゴム手袋のような完全防水ではありませんので、多少は水が浸み込んで来ることもあります。
アームカバー
私のおすすめは、真夏でも、紫外線や擦れから肌を守るために、長袖シャツを着ることなのですが、半袖シャツ+アームカバーの組合せでも悪くないです。
スポーツタイツ
下も、ショートパンツや山スカートがお好みの方は、内側にスポーツタイツを履くのが良いです。
テーピングの原理がタイツに組み込まれているため、下半身の関節を安定化させてくれたり筋力を補ってくれたりします。
脱ぎ履きが少し面倒かもしれませんが、疲れ具合が軽減されます。
脚に不安のある方にはおすすめです。
靴下
素材に関しては、足では素肌に直接触れる靴下がベースレイヤーなので、ウールが使われている物がおすすめです。
ここでも木綿素材の靴下はNGです。
また、厚みに関しては、厚手の物が良いです。
理由は、クッション性があり、足への負担を軽減してくれるからです。
トレッキングシューズ
いわゆるミドルカットと言って、足首よりも上まで覆ってくれるトレッキングシューズがおすすめです。
なぜならば、足首を保護してくれて、靴底に適度な硬さがあり、重過ぎないからです。
足首よりも上まで覆ってくれるため捻挫が起こりにくいですし、下りでは、足首よりも上の部分でも体重を支えてくれます。
また、靴底に適度な硬さがあるため、尖った岩のような所に足を置いても体を支えることができます。
厚手の靴下を履くことを想定したサイズ選びが重要です。
季節別 おすすめアイテム全集
基本的な考え方
春から秋までなら、基本は同じ服装で構いません。
ベースレイヤー(肌着)もミドルレイヤー(行動着)も、速乾性に優れたアイテムを着るのが良いです。
冬はベースレイヤー(肌着)もミドルレイヤー(行動着)も、速乾性だけでなく保温性も合わせ持ったアイテムを着るのが良いです。
その上で、行先の標高やその時季の気温によって防寒着を加減することで対応すれば良いです。
例えば、真夏でも富士山の頂上付近は真冬並みの寒さで、ミドルレイヤーを2枚又は3枚重ね着した上からアウターレイヤーを着る必要があるかもしれません。
一方、例えば標高が低い山なら、春や秋でもアウターレイヤーが必要無かったり、ミドルレイヤー1枚の上にアウターレイヤーを着るだけで済んだりする場合もあります。
春から秋までに着るのに適したアイテムも有れば、冬に着るのに適したアイテムも有れば、何れの季節でも着られるアイテムも有ります。
防寒着は何れの季節にも使い回し可能です。行先の気温に応じて必要なだけ持って行きます。
春から秋のおすすめ
ベースレイヤー
★速乾性に優れた肌着です。
男性用、上・・・・ミズノ:ナビドライ 半袖Tシャツ
女性用、上・・・・ミズノ:ナビドライ 半袖Tシャツ
男性用、下・・・・ミズノ:ドライベクター エブリ トランクス
女性用、下・・・・ミズノ:ドライベクター エブリ ショーツ
ミドルレイヤー
★速乾性に優れた行動着のシャツです。
男性用、上・・・・ミズノ:マジックドライ長袖トレイルシャツ
女性用、上・・・・ミズノ:マジックドライ長袖トレイルシャツ
★一年を通して履ける、ストレッチ性や撥水性もあるパンツです。
男性用、下・・・・ノースフェイス:アルパインライトパンツ メンズ
女性用、下・・・・ノースフェイス:アルパインライトパンツ レディース
★速乾性も保温性もあり、一年を通して着られるフリースの防寒着です。
男性用・・・・コロンビア:バックアイスプリングスジャケット
女性用・・・・コロンビア:バックアイスプリングスウィメンズジャケット
★保温性が高く、一年を通して着られるダウンの防寒着です。
男性用・・・・マーモット:デュースダウンジャケット
女性用・・・・マーモット:ウィメンズデュースダウンジャケット
アウターレイヤー
★防水透湿性に優れたゴアテックスが使われたレインウェアの上下セットです。
男性用・・・・プロモンテ:ゴアテックスレインスーツ
女性用・・・・プロモンテ:ゴアテックスレインスーツ
その他のアイテム
帽子
★防水透湿性に優れたゴアテックスが使われた防水性もあるハットです。
男女兼用・・・・ノースフェイス:ゴアテックスハット
サングラス
★普段メガネをかけない人はコチラを
男女兼用・・・・Glazata:偏光スポーツサングラス
★普段メガネをかける人はコチラを
男女兼用・・・・Glazata:前掛けクリップ式サングラス
レイングローブ
★防水透湿性素材が使われたレイングローブで、冬のアウターとしても使えます。
男女兼用・・・・イスカ:ウェザーテック レイングローブ
アームカバー
★速乾性、UVカット、抗菌防臭をうたったアームカバーです。
男女兼用・・・・CW-X:アームカバー
スポーツタイツ
★腰、股関節、ひざ、ふともも、ふくらはぎがサポートされたスポーツタイツです。
男性用・・・・CW-X:スポーツタイツ スタビライクスモデル (ロング丈)
女性用・・・・CW-X:スポーツタイツ スタビライクスモデル (ロング丈)
靴下
★メリノウールが69%使われた厚手の靴下です。
男女兼用・・・・キャラバン:メリノウール パイルソックス
トレッキングシューズ
★トレッキングの様々なシーンで役立つ機能が備わった人気商品です。
男女兼用・・・・キャラバン:トレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス
冬のおすすめ
ベースレイヤー
★速乾性と共に保温性も合わせ持っています。
男性用、上・・・・ファイントラック:ドライレイヤーウォームロングスリーブ
女性用、上・・・・ファイントラック:ドライレイヤーウォームロングスリーブ
男性用、下・・・・ファイントラック:ドライレイヤーウォームタイツ
女性用、下・・・・ファイントラック:ドライレイヤーウォームタイツ
ミドルレイヤー
★速乾性と共に保温性も合わせ持っています。
男性用、上・・・・フォックスファイヤー:ウール ハーフZIP
女性用、上・・・・フォックスファイヤー:ウール ハーフZIP
その他のアイテム
帽子
男女兼用・・・・ダニッシュ・エンデュランス:ビーニーニット帽
買い揃える順番
先の説明で適しているとお伝えした物をあなたが既に持っているなら、先ずはそれを登山にも流用すれば良いです。
フリースや運動用のジャージは持っていると言う方も多いのではないでしょうか。
一方、速乾性や保温性に優れた肌着や、防水透湿性が十分にあるゴアテックスのレインウェアを持っている方は少ないかもしれません。
適した物を持っていないなら、それだけをとりあえず買い揃えるという進め方が現実的だと思います。
安全で快適に楽しい登山を
登山においては服装も道具のうちです。
そして、登山で出会う時に過酷な様々な状況には、服装を適切に組み合わせたり加減したりして対処します。
あなたが既に持っている物の中に登山で使うのに適した物があれば、それを活用して出費を抑えることができます。
ですが、適した物を持っていないならば、安全と快適を買うと考えて、ここで紹介した物で身を包んで、山を存分に楽しんで下さい。