「登山」と聞くと、
- 足元の悪い道を歩く
- 重い荷物を背負って歩く
- 足が疲れそう
- 日常よりも体力を要する
などといったことを想像するのではないでしょうか。
その通りで、日常とは異なる活動をするのですから、日常とは異なり登山に適した靴を使う必要があります。
ですが、一口に「登山靴」と言っても種類が多すぎて、どれを選べば良いかお困りの人もいると思います。
そこで今回は、登山初心者に向けて、
- 考慮すべき登山靴の仕様や機能は何か
- それがどの様に影響するか
- どの様な仕様や機能の登山靴があなたの登山に適するか
という観点で登山靴の選び方を徹底的に解説いたします。
目次
登山で登山靴を履く必要性とメリット
登山靴は、リュックサックとレインウェアに並んで、登山をする際の「三種の神器」の一つに挙げられます。
それ程までに、登山靴は登山では必要不可欠な物です。
なぜならば、登山をするとなると、普段よりも足に大きな負担が掛かるため、それに耐えられる靴が必要になるからです。
確かに、普段履きのスニーカーや運動靴でも登山に間に合う場合もありますし、登山靴を履かずに登山をしてはいけないという規則がある訳でもありません。
ですが、適した靴を使わなければ、足を痛めたり、靴が壊れたりしかねません。
逆に、登山で登山靴を履くことによって、次のようなメリットが得られます。
登山靴を履くメリット
- 悪路でも滑りにくい。
- 尖った岩などの上に乗っても体を楽に支えられる。
- 木の根っこや岩などに足をぶつけても保護される。
- 雨降りやぬかるんだ道などを歩いても浸水しない。
- 足首が捻挫から保護される(一部保護されない物もある)。
- 疲れにくい。
- 安全に快適に山を歩くことができる。
つまり、登山中に直面する様々な場面で有効に対処でき、安全に快適に歩けるように登山靴は作られているのです。
なので、登山をする際には登山靴を履く必要があるのです。
登山靴の仕様を決める要因
一口に「登山」と言ってもレベルや楽しみ方に幅があるのと同様に、「登山靴の仕様」にも幅があります。
あなたに適した登山靴の仕様は、あなたが取り組もうとしている登山スタイル(楽しみ方、用途、目的など)によって決まります。
登山スタイルを、更には適した登山靴の仕様を決める要因には次のようなものがあります。
登山靴の仕様を決める要因
- 行く先の路面状況(傾斜はどの程度か。土、木道、砂利、岩、雪など、何の上を歩くか。)
- 背負う荷物の重さ(日帰りか、小屋泊か、テント泊か、撮影機材などの追加の荷物もあるか。)
- 行く時期(保温性(防寒仕様)の要否)
これらが違うことによって、適する登山靴の仕様も変わってきます。
登山靴を選ぶ上でのポイント その1
あなたの登山スタイルに関わりなく備わっているべき仕様や機能(確認項目)
日常とは異なる特殊な活動とも言える登山をする際に履く靴であるならば、登山特有の状況に対処できるように、登山スタイルに関わらず備わっているべき仕様や機能があります。
先ずは、そもそも登山靴である以上は前提として備わっているべき仕様や機能についてお話しいたします。
つまり、逆に言うと、次に挙げる仕様や機能が備わっていない靴は登山靴とみなすべきではないということです。
登山に適した靴に共通して備わっているべき仕様や機能
- つま先やかかとが硬い
- ソール(靴底)の溝が深い
- ソール(靴底)が十分に硬い
- アッパーに防水透湿性がある
つま先やかかとが硬い
登山道を歩いていると、木の根がむき出しになっている所や、石が転がっている所や、岩場を通ることもあります。
その様な所を通る際に、それらに足をぶつけてしまう可能性もあります。
その様な場合でも足が保護されるように、そもそも登山靴はつま先やかかとが硬く作られています。
登山靴を選ぶ際は、つま先やかかとが硬く作られていることを確認します。
ソール(靴底)の溝が深い
例えば雨や朝露などで濡れていたり、小石がまき散らされたようにザラザラしているなど、足元が悪い所を通過する場合は、滑って転んでしまう危険性もあります。
そうならず、優れたグリップ力を発揮するように、そもそも登山靴のソール(靴底)は溝が深く作られています。
登山靴を選ぶ際は、ソールの溝が深いことを確認します。
ソール(靴底)が十分に硬い
登山では、尖った石や岩の上を通過することもあります。
その様な場合にソールが柔らかいと、石や岩が靴に突き刺さらないとしても、足裏の狭い部分に圧が集中して足が痛くなりかねません。
また、岩場を通過する場合など、わずかな出っ張りにソールの端しか乗っていない状態で体を支えなければならない場合もあります。
そんな時にソールが柔らかいと変形してしまい、体を安定して支えるのが難しくなります。
そうならないように、そもそも登山靴のソールは十分な硬さが備わっています。
登山靴を選ぶ際は、ソールに十分な硬さが備わっていることを確認します。
アッパーに防水透湿性がある
山の天気は変わりやすいと言われるように、登山に出掛ける際には雨に降られることも想定しておく必要があります。
また、雨に降られなくても、ぬかるみや水たまりや小川の浅瀬のような水辺を通過する場合もあります。
そんな場合に、アッパーを通過して靴の中に水が浸み込んで来ないように、登山靴のアッパーには防水性が求められます。
一方、登山のような激しい運動をすれば、足にも汗をかきます。
かいた汗で靴の中が蒸れて不快な思いをしたり、足の皮がふやけて靴擦れが起きやすくなったりするのを避けるために、登山靴のアッパーには同時に透湿性も求められます。
つまり、そもそも登山靴のアッパーには防水性と透湿性の両方、つまり防水透湿性が求められます。
登山靴を選ぶ際は、アッパーに防水透湿性が備わっていることを確認します。
登山靴を選ぶ上でのポイント その2
あなたの登山スタイルなどに応じて選定すべき仕様や機能(選択項目)
登山靴を選ぶ際に考慮すること
- 履き口の高さを選ぶ。(ローカットかミドルカットかハイカットか)
- ソールの硬さを選ぶ。
- 保温性(防寒仕様)の要否を選ぶ。
- サイズを選ぶ。
履き口の高さを選ぶ(ローカットかミドルカットかハイカットか)
登山靴を履き口の高さで選ぶ場合、ローカット、ミドルカット、ハイカットの3つの選択肢があります。
出典:MAMMUT公式
履き口の高さが異なることによって、靴の特性も異なり、行先や登山スタイルに対する適・不適も異なってきます。
履き口の高さが異なることが何に結び付くかと言うと、足首の動かしやすさ(逆に解釈すると足首の保持され具合)が異なってきます。
また、履き口の高さが高くなる程、必然的に靴の重量も重くなります。
足首が動かしやすい方が都合が良い場合も、足首がしっかり保持されている方が都合が良い場合も、どちらもあります。
また、靴が軽い方が都合が良い場合も、靴が重い方が都合が良い場合も、どちらもあります。
比較表:履き口の高さの違いに応じた靴の特徴や適した用途などの傾向
ローカット | ミドルカット | ハイカット | |
---|---|---|---|
履き口の位置 | くるぶしの下 | くるぶしの上 | くるぶしより更に上 |
足首の自由度 | たっぷり | 程々 | 少ない |
足首の保持度合 | 無し | 程々 | しっかり |
足首の捻挫予防 | 不可 | 程々 | 可 |
平坦な道 | 歩きやすい | 適用可 | 歩きにくい |
傾斜のある道 | 歩きにくい | 適用可 | 適用可 |
背負う荷物の重さ | 軽い | 程々 | 重い |
靴自体の重量 | 比較的軽い | 中間 | 比較的重い |
代表的な用途 | なだらかな遊歩道 ハイキング キャンプ トレイルランニング (街使いにも) | 日帰り登山 山小屋泊登山 | 山小屋泊やテント泊縦走 雪山登山 |
道の傾斜がほとんど無い平坦な所を歩くならばローカットの靴が適しますが、傾斜のある山道を歩くならばミドルカットやハイカットの靴が適します。
整地された道を歩くならばローカットの靴が適しますが、足元が不安定な道を歩くならばミドルカットやハイカットの靴が適します。
軽い荷物を背負うだけならローカットの靴でも間に合いますが、荷物が重くなればミドルカット、更に重くなればハイカットの靴が適します。
雪山登山にはハイカットです。
ローカットの特徴および用途の適否
- 覆われるのはくるぶしの下まで
- 重量も軽い
- 足首を動かしやすく歩きやすい
- 軽快に歩ける
- よく整備されたなだらかな遊歩道を歩くのに適する
- アップダウンのある山道で使うと逆に疲れ、あまり向かない
- ハイキングやキャンプ向き
- 特殊用途としてトレイルランニング(トレラン)がある
- 価格の目安は数千円~2万円程度
ミドルカットの特徴および用途の適否
- 覆われるのはくるぶしよりも上まで
- 程々の重さで疲れにくい
- 歩きやすさを残しつつも足首が適度に保持される
(歩きやすさと適度な足首の保持の両立) - 履き口の高さ以外の仕様に幅があり、適用範囲も広い
- 初心者が最初の登山靴として使うのに適する
- 日帰りや小屋泊登山向き(富士登山にも)
- 価格の目安は1万円超~3万円程度
ハイカットの特徴および用途の適否
- 覆われるのはくるぶしよりも更に上まで
- 足首がしっかり保持される
- 捻挫を起こしにくい
- それなりの重量があることにより足元が安定する
- 不整地や足場の悪い道にも対応できる
- 重い荷物を背負って歩くのに適する
- 平坦な道では逆に歩きにくいかも
- 雪山登山
- 価格の目安は2万円後半~5万円以上
ソールの硬さを選ぶ
ポイントその1でお話しした通り、そもそも登山靴のソールは普段履く靴よりも既にある程度硬く作られています。
その上で、ソールの硬さにも幅があります。
ソールの硬さは、靴のサイズのように数値で表されてもいませんし、履き口の高さのように見た目で識別できる訳でもありません。
ソールの硬さは、体重が掛かった時にどの程度曲がってくれるか、曲がらずにいてくれるかで感覚的に認識することになります。
ソールが柔らかい方が都合が良い場合も、ソールが硬い方が都合が良い場合も、どちらもあります。
つまり、行先や登山スタイルによって適するソールの硬さも変わる訳です。
また、どの程度のソールの硬さが適するかが、他の仕様と連動して決まったりもします。
例えば、履き口の高さが高くなったり、靴の重量が増したり、アッパーの材質が硬くなったりすることに伴い、ソールの硬さも硬くなります。
つまり、ソールの硬さだけを独立して選ぶ訳ではありません。
行先や登山スタイルに応じて、履き口の高さや靴の重量なども含めて総合的に選ぶことになります。
比較表:ソールの硬さの違いによる靴の特性の傾向や用途の適否
柔らかいソール | 硬いソール | |
---|---|---|
普段履きとの感覚の差異 | 近い | 異なる |
背負う荷物が軽い | 間に合う | 不利 |
背負う荷物が重い | 適さない | 適する |
平坦な道 | 歩きやすい | 歩きにくい |
整備された道 | 適用可 | 適用可 |
足場が悪い道 (砂利、尖った石、岩稜帯) | 適さない | 適する |
雪山 | 不可 | 可 |
ソールが柔らかい程、普段と同じ感覚で歩くことができますが、ソールが硬くなる程、普段歩いている感覚とは異なります。
背負う荷物がより重くなる程、より硬いソールの靴が適します。
ほとんど平坦な道しか歩かないのであれば、ソールが柔らかい方が適していて、ソールが硬いと歩きづらいです。
砂利道や尖った石が転がっている道の上や岩稜帯などを歩く場合は、ソールが硬い方が適していて、ソールが柔らかくては耐えられません。
足場が悪くなる程、ソールもより硬い靴が適すると言い換えることもできます。
ソールが硬いと、わずか数cm程度の岩の出っ張りにソールの一部が掛かっただけの状態でも体を支えることができます。
初心者がいきなり雪山に出掛けることは稀でしょうが、雪山への対応も可能にするならば、ソールが最大級に硬い靴を選ぶ必要があります。
保温性(防寒仕様)の要否を選ぶ
雪山は避け、春~夏~秋だけ登山に出掛ける想定なら、保温性(防寒仕様)まで考慮する必要はありません。
なぜならば、その想定であれば、靴下の保温性で十分間に合うからです。
初心者がいきなり雪山に出掛けることは稀でしょうが、厳冬期や雪山に登山に出掛けるならば、保温性(防寒仕様)も備わった靴を選ぶ必要があります。
その様な人は、保温性(防寒仕様)の有無など、用途や目的に応じて登山靴を二足(以上)使い分けるのが得策です。
サイズを選ぶ
登山靴のサイズを選ぶ7ステップ
ローカットの靴のサイズを選ぶなら、あなたが普段靴を選ぶ時と同じで構いません。
ここでは、ミドルカットやハイカットの靴のサイズの選び方について簡単にお話しいたします。
あなたの足のサイズに合った登山靴を選ぶ7ステップ
- 登山靴を履く時に実際に使う厚手又は中厚手の靴下を履きます。
- 候補の登山靴のインソール(中敷き)を取り出します。
- インソール(中敷き)の上にかかと側を合わせて立ち、つま先側に1~1.5cm程度の余りがあるかを確認します。
※ 体重がしっかりかかった状態で判定します。
※ 余りが1~1.5cm程度でなければ、1~1.5cm程度の物を選び直します。 - インソール(中敷き)を戻し、足の指を伸ばした状態で靴内部の先端に当たるように靴に足を入れます。
- かかと側に手の指が一本程度入る隙間があることを確認します。
- かかと側が靴に添うように足をズラして履き直し、靴紐をキッチリと締めて履き心地を確認します。
- 実際に歩いて履き心地を確認します。
より詳しくは、 こちらの記事 をご覧下さい。
登山靴のサイズを選ぶ時の注意点
登山靴のサイズを選ぶ時は、その靴を履く時に一緒に使う靴下を履いた足に合ったサイズの靴を選びます。
更には、登山靴に付属の物とは別のインソールを使いたい人は、その靴を履く時に一緒に使う靴下とインソールの組合せに合ったサイズの靴を選びます。
なぜならば、一緒に使う靴下やインソールが異なると、フィット感や履き心地も異なるからです。
例えば、靴がきつ過ぎたりゆる過ぎたり特定の箇所だけが足に当たったりするなどの違和感が生じ、それによって、靴擦れになったり過剰に疲れたりなどのトラブルに発展しかねないからです。
ですから、登山靴のサイズを選ぶ時は、その靴を履く時に一緒に使う靴下や、更には、インソールも組み合わせた足に合ったサイズの靴を選びます。
靴下のおすすめは、 こちらの記事 をご覧下さい。
インソールのおすすめは、 こちらの記事 をご覧下さい。
登山スタイル別適した仕様の靴の例
登山スタイル等の違いに依る登山靴に求められる仕様・機能・性能などの違い
履き口の高さ | ソールの硬さ | 保温性 | |
---|---|---|---|
傾斜が緩やかで足元が整備された道の散策。 ハイキング。キャンプ。(街使い。) | ローカット | 柔らかめ | 考えなくて良い |
日帰り登山。山小屋泊登山。 | ミドルカット | 程々に硬い | 考えなくて良い |
岩稜帯も歩く。夏の富士登山。冬の低山の雪山登山。 | ミドルカット 又はハイカット | 十分に硬い | 考えなくて良い |
テント泊登山。重い荷物を背負って歩く。 | ハイカット | 十分に硬い | 考えなくて良い |
高山(こうざん)の冬期および残雪期雪山登山 | ハイカット | 最高に硬い | 必要 |
傾斜が緩やかで足元が整備された遊歩道の散策やハイキングやキャンプには、ローカットでソールも柔らかめのハイキングシューズが適しています。
逆に、傾斜が急な道、足場が悪い道、荷物が重い場合などにはローカットでソールも柔らかめのハイキングシューズは適しません。
日帰りや小屋泊や夏の富士登山で比較的軽い荷物を背負って山道を歩くなら、ミドルカット又はハイカットのトレッキングシューズが適しています。
富士登山に適した靴を探している方は、 こちらの記事 をご覧下さい。
岩稜帯も歩く場合は、それに適したソールの硬さを備えたミドルカット又はハイカットのトレッキングシューズを選びます。
テント泊登山や撮影目的のカメラ機材一式などの重い荷物を背負って歩くなら、ハイカットでソールも十分に硬いアルパインブーツが適しています。
冬の低山の雪山登山にも使うならば、ミドルカット又はハイカットで、ソールのかかと部分(やつま先部分)にアイゼンと呼ぶ滑り止めの爪を装着できる凹みがある靴を選びます。
高山(こうざん)の冬期および残雪期雪山登山で履くなら、ハイカットでソールも最高に硬く、また保温性も備えた冬用登山靴が適しています。
登山靴の手入れ及び保管方法
手入れや保管を正しく行えば、靴の機能や性能も維持できますし寿命も延びます。
高機能・高性能で高価な登山靴をせっかく買うのですから、手入れや保管を正しく行い、末永くご愛用下さい。
こちらの動画も参考にして下さい。
↓ ↓ ↓
手入れ方法
先ず、使用前にゴアテックス対応「撥水スプレー」(「防水スプレー」と言われることもありますが、厳密には「撥水スプレー」を使って下さい)を一度吹き付けておくことが、上手な手入れ方法の第一歩です。
使用後の手入れは、靴紐を外し、インソール(中敷き)を取り出して行います。
ソールに付いた泥は水洗いしても良いですが、アッパーは水洗いせず、ブラシで汚れを落とします。
汚れがひどい場合は、水で濡らして絞った布やスポンジを使い拭き取ります。
アッパーとソールの境目に詰まっている泥もキッチリ落としておくことが重要です。
風通しの良い日陰で充分に乾かします。
乾いたら、仕上げに撥水スプレーを吹き付けます。
撥水スプレーのおすすめは、 こちらの記事 をご覧下さい。
保管方法
型崩れしないよう、靴の中に新聞紙などを詰め、靴紐を一番上まで締めておきます。
箱や袋には入れず、直射日光が当たらず高温にならず風通しが良く湿気が低い所で保管します。
車のトランクや屋外倉庫などでの保管はNGです。
登山靴の手入れ方法および保管方法に関して、より詳しくは こちらの記事 をお読み下さい。
登山において登山靴選びはとても大切
あなたの登山スタイルに合った仕様や機能を有する登山靴を選ぼうと思ったら、考慮すべきポイントが幾つもあるため、とても大変な作業かもしれません。
でも、登山靴は、登山においてとても重要で有用な道具なので、選ぶために時間と労力を費やすだけの価値は大いに有ります。
ここで紹介した選び方を参考にして、是非あなたに最適な一足を見付け、安全に快適に存分に山を楽しんで下さい。
もっと広く登山靴全般について詳しく知りたい方は こちらの記事 をお読み下さい。