撥水スプレーとは、生地表面に水と反発し合う性質を付加することによって撥水性を回復させるスプレーであり、ゴアテックスの透湿性を維持するために必要なケア用品です。
ゴアテックスに代表される防水透湿性素材が水を弾かなくなり、水がしみ込むようになってきたら、撥水スプレーを吹き付けて復活させることができます。
しかし、撥水スプレーを選ぶに当たっては気を付けねばならないことがあります。
また、 “撥水” スプレーとよく似ているが全くの別物である “防水” スプレーも市場には多数出回っています。
そして、選択を誤るとゴアテックスが機能しなくなってしまいます。
そして、撥水スプレーと防水スプレーは混同されやすいため、目的としているアイテムに対してどれが適しているかが分からずお困りの人もいると思います。
そこで今回は
- 撥水スプレーと防水スプレーの得られる効果の違い
- 撥水スプレーと防水スプレーの見分け方
- 撥水スプレーの選び方
- 用途別、おすすめの撥水スプレー
についてお話しいたします。
目次
- サイト運営者のイチオシ
- ゴアテックスに撥水スプレーは有効だが、防水スプレーは厳禁!
- 撥水とは、防水とは、それぞれ如何なるものか
- ゴアテックスが防水透湿性を発揮する仕組み
- 混同されやすい撥水スプレーと防水スプレー
- 撥水スプレーと防水スプレーの得られる効果の違い
- ゴアテックスに対する撥水スプレーの必要性
- 撥水スプレーの使い方
- 撥水スプレーの選び方
- 撥水スプレーおすすめ20選比較表
- レインウェアに適した撥水スプレーおすすめ4選
- 革と合成繊維のコンビ素材製靴に適した撥水スプレーおすすめ2選
- 革靴に適した撥水スプレーおすすめ3選
- 靴全般に適した撥水スプレーおすすめ4選
- テントにもザックにも衣類にも多用途で使える撥水スプレーおすすめ7選
- 撥水スプレーに関するよくある質問とその答
- 撥水スプレーを適切に選ぼう
サイト運営者のイチオシ
コロンブス:アメダス 撥水・防水・防汚スプレー
コロンブス アメダスは、施すアイテム別に適するスプレーを選び直さなくてもこれ一つでオールマイティーに使い回せるため、失敗や無駄を避けることができます。
革製品、布製品、合成皮革、ゴアテックス製品まで幅広い素材に対応する万能タイプの撥水・防水・防汚スプレーです。
Amazonの売れ筋ランキングの上位に位置するという客観的な実績からわかるように、多くの購入者から高い評価を得て継続的に選ばれている信頼できる製品です。
60ml・180ml・420mlと容量の選択肢が豊富で、靴1足分だけ試したい人から、複数のアイテムに大量に使いたい人まで幅広いニーズに対応可能です。
ゴアテックスに撥水スプレーは有効だが、防水スプレーは厳禁!
“撥水” スプレーと “防水” スプレーは本質が全く異なる別物です。
なので、これらを適切に使い分けねばなりません。
結論を先に申し上げると、
ゴアテックスに代表される防水透湿性素材に対して、撥水スプレーは有効ですが、防水スプレーは厳禁です。
なぜならば、
ゴアテックスが有する重要な機能である「透湿性」を、撥水スプレーは維持・回復してくれる一方で、防水スプレーは台無しにしてしまう
からです。
その理由や仕組みに関しては必ずしも理解していなくても、適切な撥水スプレーを選ぶことは可能です。
あなたが撥水性を回復させたいアイテムに対してどの撥水スプレーを使えば良いかをお知りになりたければ、途中はスキップして、撥水スプレーおすすめ20選比較表 からお読み下さい。
ご興味がある方は、どうぞ順番に読み進めて下さい。
撥水とは、防水とは、それぞれ如何なるものか
ゴアテックスに撥水スプレーは有効であるが防水スプレーは厳禁であるのがなぜかを理解するためには、両者が本質的に異なることを知ることが重要です。
撥水は、境界の手前側で起きる現象を話題の対象にしています。
一方、
防水は、境界の向こう側に現れる変化を話題の対象にしています。

話題の対象が異なるのですから、本質も当然異なります。
具体的には、例えば何かの生地の表側に水が振りかかった場合に、
裏側にまで水が通過してもしなくても、表側で水が弾かれ水玉が形成されれば撥水です。

一方、
表側で水が弾かれ水玉が形成されてもされなくても、裏側にまで水が通過しなければ防水です。

なので、防水性が有ろうが無かろうが撥水性が有れば撥水ですし、一方、撥水性が有ろうが無かろうが防水性が有れば防水です。
つまり、撥水と防水は同じ土俵の上で比較する対象にはなり得ず、もう一方の有る・無しに左右されない性質なのです。
撥水と防水の違いに関して、より詳しくは別の記事で解説しています。
興味がある方は こちらの記事 をお読み下さい。
登山用品には撥水と防水のどっちがいい?違いと機能と適した用途をわかりやすく解説!
ゴアテックスが防水透湿性を発揮する仕組み
ゴアテックスが防水透湿性を発揮する仕組みは、水と水蒸気の大きさの違いを活用したふるい分けです。

水(液体の水)と水蒸気(気体の水)では、水の方が大きく水蒸気の方が小さいです。
ゴアテックスは、水と水蒸気の中間の大きさ、つまり、水よりは小さく水蒸気よりは大きい絶妙な大きさの微細孔が無数に存在する膜です。
この微細孔を水は通過することはできません(防水性)が、水蒸気は通過することができます(透湿性)。
なので、ゴアテックスは防水性も透湿性もどちらも発揮することができるのです。
混同されやすい撥水スプレーと防水スプレー
撥水スプレーと防水スプレーは本質が異なる別物です。
なぜならば、撥水は境界の手前側で起きる現象を話題の対象にしています。
それに対して、防水は境界の向こう側に現れる変化を話題の対象にしているからです。
話題の対象が異なるのですから、本質も当然異なります。

ですが、撥水スプレーと防水スプレーは混同して使われがちです。
なぜならば、撥水スプレーに依っても、防水スプレーに依っても、程度の違いはあれ、撥水の効果も防水の効果もどちらも得られてしまうからです。
また、一般的に、撥水という言葉よりも防水という言葉の方が親しまれています。
そして、撥水と防水の違いを理解することも難しいです。
そのため、厳密さよりも分かりやすさを優先して、撥水スプレーであるにもかかわらず、敢えて「防水スプレー」と名付けられている商品もあります。
ですが、撥水スプレーは撥水性を高めることを目的に作られているのに対して、防水スプレーは防水性を高めることを目的に作られています。
両者の間には決定的な違いがあります。
その違いについて次の章でお話しいたします。
撥水スプレーと防水スプレーの得られる効果の違い
撥水スプレーは透湿性を維持・回復してくれます。
防水スプレーは透湿性を無くしてしまいます。
つまり、透湿性に着目すると、撥水スプレーと防水スプレーでは正反対に作用してしまうことが決定的な違いです。
なぜそうなるかと言うと、撥水スプレーを吹き付けると生地表面に水と反発し合う性質が付け加えられるからです。
例えて言うと、水と油が混じり合わないことと似ています。
生地表面が水と反発し合うため、生地と水がなじんだり水が染み込んだり生地表面に水が広がったりせず、水を弾き、水玉が形成されるのです。
そして、水蒸気の通り道となる微細孔は塞がれないため、撥水スプレーは透湿性を維持・回復してくれるのです。
一方、防水スプレーを吹き付けると生地表面に水を通過させない膜が出来上がります。
この膜は、水だけでなく、水蒸気さえも通過させない緻密な膜です。
この膜が、水蒸気の通り道となる微細孔を塞いでしまいます。
ですから、防水スプレーは透湿性を無くしてしまうのです。
従って、ゴアテックスに対して撥水スプレーは有効ですが、防水スプレーは厳禁なのです。
撥水スプレーと防水スプレーの違いを改めてまとめると、次の表のようになります。
| 撥水スプレー | 防水スプレー | |
|---|---|---|
| 変化 | 水と反発し合う性質が付加される | 水を通過させない膜が形成される |
| 効果 | 水を弾き水玉が形成される | 水を通過させない |
| 備考 | 軽微な防水性も得られる | 撥水性も同時に現れる |
| 透湿 | 維持・回復する | 失われる |
| 難点 | 高水圧だと水が通過する | 蒸れる |
ゴアテックスに対する撥水スプレーの必要性
ゴアテックスに代表される防水透湿性素材は、残念ながら、使用を重ねるうちに生地表面の撥水性が低下します。
そして、例えばレインウェア等の撥水性が低下して、生地表面が水を弾かなくなり水が染み込むようになると、幾つもの不都合が起こります。
その不都合の全てを撥水スプレーが解消してくれます。
なぜならば、撥水スプレーを吹き付けることによって撥水性を復活させられるからです。
これが撥水スプレーが必要な理由です。
生地表面が水を弾かなくなり水が染み込むことによって起こる不都合とは、具体的には次のことです。
- 生地が水で覆われる
- 水蒸気の通り道が塞がれて透湿性が失われる
- 生地が重くなる
- 冷えにつながる
不都合の根源は、生地に水が染み込み生地が水で覆われることです。
生地に水が染み込み生地が水で覆われると、その水が、ゴアテックスが有する微細孔を塞ぐ働きをしてしまうため、透湿性が失われてしまいます。
なぜならば、水(液体の水)はゴアテックスが有する微細孔よりも遥かに大きいからです。
他にも、生地に水が染み込み生地が水で覆われると、生地が重くなります。
また、生地に水が染み込み生地が水で覆われると、濡れた衣類を身にまとっているのと同じですから、冷えにもつながります。
この様な不都合を解消するためにゴアテックスには撥水スプレーが必要なのです。
ちなみに、仮に表地の撥水性が低下して水が染み込んでしまったとしても、生地が破れたり裂けたり穴が開いたりしない限り、ゴアテックスによって防水性は保たれます。
防水性が保たれているのですから、防水スプレーを吹き付ける必要はありません。
防水性を考慮する必要はなく、透湿性が失われたり生地が重くなったり冷えにつながったりさせないために、ゴアテックスには撥水スプレーが必要なのです。
撥水スプレーの使い方
原則として、その商品の使用方法に従って下さい。
撥水スプレーの正しい使い方は、以下の4ステップの通りです。
- 汚れを落とす 撥水させたいアイテムの汚れをブラシなどで落としたり、洗濯したりします。
注1-1:洗濯する際は柔軟剤や漂白剤は使用しないでください。
注1-2:洗剤が残らないように十分すすいでください。汚れや洗剤が残った状態では撥水性が十分に回復しないからです。 - 必要に応じて乾燥させる 洗濯後に充分乾かしてからスプレーすべき製品も、濡れたままスプレーする製品もどちらもあります。使用する製品の指定に従ってください。
- 屋外でスプレーする 風通しの良い場所で、火気から離れ、噴出される成分を吸い込まないように注意してスプレーします。
注3-1:容器をよく振ってから使用する製品も、振ってはいけない製品もどちらもあります。
注3-2:火気の近くで使用すると引火の危険がある製品もあります。
注3-3:撥水させたいアイテムを身に着けたまま(人体に向けて)スプレーすることはおやめください。
注3-4:シミや変色の原因になることがあるため、目立たない箇所で試して問題がないことを確認してからスプレーすることをおすすめします。 - 必要に応じて熱を加える ヘアドライヤーの温風や衣類乾燥機や当布を伴ってのアイロンの低温程度の熱を加えることで撥水性が増す製品もあります。
ゴアテックスが使われたレインウェアの洗濯方法に関しては別の記事で詳しくお話ししています。
詳しく知りたい方は こちらの記事の「防水透湿性衣類の洗濯方法」の章 をお読み下さい。
登山用品には撥水と防水のどっちがいい?違いと機能と適した用途をわかりやすく解説!
ゴアテックスが使われた靴の手入れ方法に関しては別の記事で詳しくお話ししています。
詳しく知りたい方は こちらの記事の「手入れ方法」の章 をお読み下さい。
登山靴(トレッキングシューズ)のかしこい手入れ方法!手軽にできて末長く快適に使える効果抜群のコツを大公開!
撥水スプレーの選び方
ゴアテックス等の防水透湿性素材に適した撥水スプレーを選ぶ際の第1ステップは、成分にシリコン樹脂が含まれる商品を除外することです。
なぜならば、成分にシリコン樹脂が含まれる商品は防水スプレーであり、撥水スプレーではないからです。
そして、撥水スプレーと防水スプレーは、混同されやすいですが、全く異なる作用を及ぼすからです。
どのように異なるかと言うと、ゴアテックスに求められる重要な機能のうちの透湿性を、撥水スプレーは維持・回復してくれるのに対して、防水スプレーは台無しにしてしまうという正反対の作用を及ぼすからです。
ですので、あなたが撥水スプレーを選ぶに当たって真っ先にすることは、成分にシリコン樹脂が含まれていたら選択肢から除外することです。

一方、商品の説明書きに「通気性を損なわない」や、「通気性を保つ」とうたわれていれば、それは適した商品です。
その他のポイントについて、これからお話ししていきます。
成分で選ぶ
フッ素樹脂
現状、撥水性を回復させる成分として最もよく使われているのはフッ素樹脂です。
成分にフッ素樹脂が含まれるものは適しています。
ですが、フッ素樹脂は、スプレーを吹き付ける作業中やスプレーしたアイテムを使用する時に、人体や環境に悪影響を与える危険性や有害性が論じられています。
そのため、危険性や有害性がより低いフッ素樹脂や、撥水性を回復させる性質を持ちフッ素樹脂ではない成分へと置き換える動きが進みつつあります。
アクリル樹脂(アクリルポリマー)
撥水性を回復させる性質を持ちフッ素樹脂ではない成分としてはアクリル樹脂が挙げられます。
成分にアクリル樹脂が含まれるものも適しています。
アクリル樹脂は、フッ素樹脂よりも、人体や環境に悪影響を与える危険性や有害性が低いという利点があります。
その一方で、アクリル樹脂は、フッ素樹脂に比べて、撥水力が衰えやすいという欠点があります。
作業方法で選ぶ
スプレー式
手軽に簡単に手を汚さずに作業できるという点ではスプレー式が最も便利な方法かもしれません。
「撥水スプレー」という単語が普及しているほどに、スプレー式は最も一般的な方法です。
吹付け作業をする際は、風通しの良い屋外で行なって下さい。
なぜならば、撥水性を回復させる成分やそれを噴出させる成分が可燃性で火災の危険性をはらんでいたり、それらを下手に吸い込むと呼吸困難になるなど健康を害したりするからです。
塗布式
噴出された成分を下手に吸い込まないように、また、ロスを減らすためには、塗布式が有利かもしれません。
浸漬式
靴のような比較的小さな物にはスプレー式が手軽に作業できて良いかもしれません。
ですが、レインウェアくらいに大きかったり塗布する面積が広かったりすると、この浸漬式が楽かもしれません。
他の方法と比べて、ムラができにくく、撥水剤を均一に行き渡らせることができます。
撥水性を回復させたいアイテムが汚れたままでは、撥水性は十分に回復しません。
そのため、撥水性を回復させる作業の前に、先ず洗濯をする必要があります。
浸漬式は、洗濯が済んだら続けて、洗剤の代わりに撥水剤を入れて洗濯機を回すという使い方をします。
施すアイテム(用途)に応じて選ぶ
レインウェア
「衣類」や「布地」やカタカナ(英語)で「クロージング」や「テキスタイル」などと表示されている物が該当します。
革靴
(アッパー素材が)オールレザーの革製登山靴に対しては、この用途に特化した製品が市販されています。
撥水剤のみならず保革剤も含まれ、革靴に施すのに適します。
ヌバックやスエードのような起毛性皮革に適した物もあります。
靴全般
アッパー素材がオールレザーではなく、革や合皮や布(化繊)が組み合わさって作られた靴もあります。
この様な靴に対しては、革に特化せず、靴全般を対象にした物が適します。
多用途
レインウェアにも登山靴にもテントにもリュックサックにもと、施したいアイテムが幾つも有るならば、用途を特定せず、何にでも使える物が好都合かもしれません。
撥水スプレーおすすめ20選比較表
| メーカー:商品名 | 主な用途 | 作業方法 | 撥水成分 | 容量 | 参考 |
| ニクワックス(NIKWAX):TXダイレクトスプレー | レインウェア | スプレー式 | 水溶性撥水ポリマー | 300ml | 湿った状態でスプレーする |
| グランジャーズ(Grangers):クロージング リペル | レインウェア | 浸漬式 | アクリルポリマー | 300ml | 予め洗濯して汚れを落とし、続けて浸漬する |
| finetrack(ファイントラック):ケアファイン ウォーターリペル | レインウェア 撥水ウェア | 浸漬式 | 非フッ素系撥水成分 | 450g | 予め洗濯して汚れを落とし、続けて浸漬する |
| TOKO(トコ):Eco テキスタイルプルーフ | レインウェア | スプレー式 | 生分解成分 | 250ml 500ml | ハンドポンプ方式で中身を噴出させる |
| ニクワックス(NIKWAX):ファブリック&レザー スプレー | 革と合成繊維のコンビ素材製靴 | スプレー式 | 水溶性撥水ポリマー | 125ml | 湿った状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする |
| ニクワックス(NIKWAX):ファブリック&レザー スポンジA | 革と合成繊維のコンビ素材製靴 | 塗布式 | 水溶性撥水ポリマー | 125ml | 湿った状態で塗る 容器をよく振ってから塗る |
| ニクワックス(NIKWAX):ヌバック&スエード スプレー | 革靴 | スプレー式 | 水溶性撥水ポリマー | 125ml | 湿った状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする |
| ニクワックス(NIKWAX):ヌバック スポンジA | 革靴 | 塗布式 | 水溶性撥水ポリマー | 125ml | 湿った状態で塗る 容器をよく振ってから塗る |
| M.モゥブレィ:スエードカラーフレッシュ | 革靴 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 220ml | 乾いた状態でスプレーする 容器を振らずにスプレーする |
| コロニル:ナノプロ | 靴全般 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 300ml | 容器をよく振ってからスプレーする |
| グランジャーズ(Grangers):フットウェアリペル プラス | 靴全般 | スプレー式 | アクリルポリマー | 275ml | ハンドポンプ方式で中身を噴出させる |
| TOKO(トコ):シューズプルーフ&ケア | 靴全般 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 250ml | |
| クレッププロテクト:シューズ用防水スプレー | 靴全般 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 200ml | 名前は「防水」でも撥水スプレー 乾いた状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする |
| コロンブス:アメダス 撥水・防水・防汚スプレー | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 60ml 180ml 420ml | 乾いた状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする |
| ヘンケルジャパン:LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 多用途 | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 420ml | 名前は「防水」でも撥水スプレー 乾いた状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする 下の商品と比べて安価 |
| ヘンケルジャパン:LOCTITE(ロックタイト) ハイクラス防水スプレー 撥 | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 420ml | 名前は「防水」でも撥水スプレー 乾いた状態でスプレーする 容器をよく振ってからスプレーする |
| M.モゥブレィ:オールマイティ撥水・防汚スプレー プロテクターアルファ | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 60ml 125ml 220ml 300ml | 容器を振らずにスプレーする |
| コニシ:防水スプレー ハイパワー | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 420ml | 名前は「防水」でも撥水スプレー 容器をよく振ってからスプレーする 比較的安価 |
| Tarrago(タラゴ):ナノプロテクター | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 250ml 400ml | 容器をよく振ってからスプレーする |
| Evoon(エボーン):防水・防汚 撥水スプレー ネオテクト | 多用途 | スプレー式 | フッ素樹脂 | 160ml 300ml | 容器を振らずにスプレーする |
レインウェアに適した撥水スプレーおすすめ4選
ニクワックス(NIKWAX):TXダイレクトスプレー EBE016
ニクワックス TXダイレクトスプレーは、脱水後すぐに使え、熱処理も不要な、手軽さに優れたスプレー式の撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式
- 撥水成分:水溶性撥水ポリマー
- 洗濯後の乾燥:不要(脱水後、濡れたままの状態でスプレーします)
- 熱処理:不要
- 特記事項:PFC(フロン)も有機溶剤も不使用
こんな人に向いている
- 熱処理(ヘアドライヤーや衣類乾燥機やアイロンなどによる加熱)をせずに仕上げたい人
- 洗濯後すぐに作業を済ませたい人
使用時の注意点
脱水後、濡れた状態のままウェア全体にスプレーし、5分ほどなじませてから、固く絞った布で余分な液を拭き取ります。拭き取りが不十分だと白いシミが残ることがあるため、必ずしっかり拭き取ってください。また、臭いがやや強いという声があるため、屋外、または換気の良い場所での作業をおすすめします。
購入者の声
パタゴニア製品の撥水低下時に使用し、雪の日もしっかり水を弾いたという声が挙がっています。一方、ゴアテックスのグローブでは、乾いた状態よりも濡れた状態でスプレーして乾かす方が撥水効果を感じやすかったという声もあり、使用手順を守ることが効果を引き出す鍵になっています。
出典:特徴・使用方法はセイバーズ公式サイトおよびメーカー製品紹介ページ、購入者の声は楽天市場「ニクワックス TXダイレクトスプレー」レビューより。
グランジャーズ(Grangers):クロージング リペル
グランジャーズ クロージング リペルは、実用的な扱いやすさに優れる上に人体や環境にも優しい、浸漬式のアクリルポリマー撥水剤です。
特徴
- 作業方法:浸漬式
- 撥水成分:アクリルポリマー
- 洗濯後の乾燥:不要(洗濯後、濡れたまま撥水剤に浸します)
- 熱処理:有効(加熱により撥水効果が高まります)
- 特記事項:適応素材はフリース、ソフトシェル、中綿、防水・防風素材全般
こんな人に向いている
- 浸漬式でムラなく仕上げたい人
- 人体や環境に配慮された製品を重視する人
使用時の注意点
私もゴアテックス製のレインスーツに実際に使用しました。ゴアテックス素材は洗濯機で脱水できないため、洗剤で洗った後にしっかりすすぎ、さらに撥水剤に浸した後の水を切る作業が手間に感じましたが、撥水性はしっかり回復しました。使用量はウェア1着につきキャップ2杯(100ml)が目安です。
購入者の声
もう一つの洗剤(クリーナー)と一緒に購入した際、リペルの方が減りにくい感覚があったという声や、使うとすぐなくなるので残量が少なくなった際に1Lサイズの詰め替え用も選ぶことができて、ありがたいという声が見られます。
出典:適応素材・容量・使用量はハピキャン「グランジャーズの洗剤でゴアテックスやレインウェアを洗濯!」の記事より。購入者の声はYahoo!ショッピング「Granger’s クロージング リペル」の他ストアレビューより。
finetrack(ファイントラック):ケアファイン ウォーターリペル
finetrack ケアファイン ウォーターリペルは、10回洗濯しても効果の80%を維持する、洗濯耐久性に優れた浸漬式の非フッ素系撥水剤です。
特徴
- 作業方法:浸漬式
- 撥水成分:非フッ素系撥水成分
- 洗濯後の乾燥:不要(洗濯後、10倍に希釈した撥水液に1時間浸します)
- 熱処理:有効(アイロンをかけた方が撥水効果を少し高めることができます)
- 特記事項:洗濯耐久性10洗80点(10回洗っても80%の効果を維持)。洗浄成分は含まれないため、あらかじめ洗濯してから使用する必要があります
こんな人に向いている
- ファイントラック製のドライレイヤーやアウターシェルなど、同ブランドのウェアを複数持っている人
- 1本でアウターシェル約3枚分使えるためコストパフォーマンスを重視する人
使用時の注意点
洗濯機では使用不可。たらいや洗面器に10倍量の水で希釈してから1時間つけ込む必要があります。洗い流さずに干すため、臭いが気になる場合は長めの陰干しが必要です。
購入者の声
つけ込み後に水気を絞って乾燥させ、ドライヤーも使わず手軽に作業できたという声や、水をかけると購入直後のような撥水能力が復活したという報告があります。モンベルのゴアテックス製レインウェアにも使用して撥水性が復活し、買い替えを検討していたが見送ったという声もあります。一方で、開封時に強い臭いがしたという声もあります。
出典:洗濯耐久性・対応ウェア・容量はfinetrack公式サイトおよび好日山荘掲載のメーカー説明文より。使用方法は山旅旅およびfinetrack公式サイトの記載より。購入者の声はROOMIE、購入者の体験ブログより。
TOKO(トコ):Eco テキスタイルプルーフ
TOKO Ecoテキスタイルプルーフは、フルオロカーボン(フッ素)を含まない、生分解性のある環境配慮型のハンドポンプ式撥水スプレーです。
特徴
- 作業方法:ハンドポンプ方式のスプレー式
- 撥水成分:生分解成分(フッ素樹脂不使用)
- 洗濯後の乾燥:必要(乾燥した生地にスプレーします)
- 熱処理:不要(スプレーして乾燥させるだけでOK)
- 特記事項:推進剤ガス不使用。ウエアの防水・透湿性能・防風性を阻害しません
こんな人に向いている
- 環境負荷の低い撥水剤を選びたい人
- ゴアテックス製のレインウェアやスキーウェアに、手軽なスプレー式で撥水加工をしたい人
使用時の注意点
ハンドポンプ式でエアゾールを使わないため、噴霧の勢いはスプレー缶タイプよりやや弱い場合があります。生地によってはやや硬い、べとつく仕上がりになるという声もあるため、目立たない場所での試し使いをおすすめします。
購入者の声
様々な撥水スプレーを試した購入者から、撥水力は文句なく、他の製品に比べて撥水持続力が高いと感じたという声や、吹きかけても生地が白くならないという報告があります。一方で、ダウンジャケットに使用した際に仕上がりが少しゴワゴワした感じになったという声や、乾いた後若干べとつく感じがあるという声もあります。
出典:成分・対応素材はYahoo!ショッピング「TOKO ECOテキスタイルプルーフ」商品ページのメーカー説明文より。比較テストでのBEST BUY評価はBBGの比較記事より。購入者の声はAmazonカスタマーレビューおよびYahoo!ショッピングのレビューより。
革と合成繊維のコンビ素材製靴に適した撥水スプレーおすすめ2選
ニクワックス(NIKWAX):ファブリック&レザー スプレー EBE792
ニクワックス ファブリック&レザー スプレーは、合成繊維と革を組み合わせたシューズに対応する、保革成分入りのスプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:水溶性撥水ポリマー(保革成分入り)
- 洗濯後の乾燥:不要(クリーニングジェル洗剤で洗った後、湿った状態のままスプレーします)
- 熱処理:不要(任意で熱処理を行うと撥水効果が高まる場合があります)
- 特記事項:D環やはと目などの金属部分には使用不可(錆の原因)
こんな人に向いている
- 合成繊維と革(ヌバック・スエード・表革)が組み合わされた登山靴を持っている人
- 手を汚さずスプレーで手早く処理したい人
使用時の注意点
湿った状態でスプレーし、2〜3分後に固く絞った布で拭き取ります。拭き取りを怠ると白いシミが残ります。風通しの良い日陰で自然乾燥させ、十分乾いてからブラッシングしてください。革質により色落ちや変色が起こる場合があるため、目立たない箇所で試してから使用してください。
購入者の声
登山靴に使用するためのリピート購入で、スプレーしやすく使いやすいという声があります。スプレーした直後は水を弾くことを確認しているものの、山行中に水が染みてきたことはなく、長期的な耐久性については使用頻度の関係で評価が難しいという声もありました。
出典:特徴・使用方法はAmazon商品ページのメーカー説明文より。熱処理の任意効果はdroproof.com掲載の解説記事より。購入者の声はYahoo!ショッピングのレビューより。
ニクワックス(NIKWAX):ファブリック&レザー スポンジA EBE791
ニクワックス ファブリック&レザー スポンジAは、スプレータイプと同じ対応素材を持ち、スポンジでムラなく塗布できる撥水剤です。
特徴
- 作業方法:塗布式(スポンジタイプ、容器をよく振ってから塗布します)
- 撥水成分:水溶性撥水ポリマー(保革成分入り)
- 洗濯後の乾燥:不要(クリーニングジェル洗剤で洗った後、湿った状態のまま塗布します)
- 熱処理:不要(任意で熱処理を行うと撥水効果が高まる場合があります)
- 特記事項:スプレーと違い液だれしにくく、手元でムラなく塗り込める
こんな人に向いている
- スプレーよりも液だれや吸い込みのリスクを抑えて、手元でしっかり塗り込みたい人
- 合成繊維と革が組み合わされた靴に、ムラなく仕上げたい人
使用時の注意点
事前にクリーニングジェルなどでの洗浄が推奨されます。革質によって色落ちや変色が起こる場合があるため、目立たない箇所で試してから使用してください。
購入者の声
ニクワックスのウェア用を使用していたことから今回はシューズ用として購入し、YouTubeで使い方を確認した上で使用したところ、作業完了から2日後ぐらいに水をかけると面白いほど撥水したという声があります。一方で、その効果がどのくらいの期間持続するかについては使用を続けて見極めたいという声もありました。
出典:特徴・対応素材はTechnicalSport PASSO商品ページおよびau PAYマーケット商品ページより。熱処理の任意効果はdroproof.com掲載の解説記事より。購入者の声はAmazonカスタマーレビューより。
革靴に適した撥水スプレーおすすめ3選
ニクワックス(NIKWAX):ヌバック&スエード スプレー EBE772
ニクワックス ヌバック&スエード スプレーは、起毛素材(ヌバック・スエード)の質感を損なわずに撥水加工できる、スプレー式の保革成分入り撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:水溶性撥水ポリマー(保革成分入り)
- 洗濯後の乾燥:不要(クリーニングジェル洗剤で洗った後、湿った状態のままスプレーします)
- 熱処理:不要(任意で熱処理を行うと撥水効果が高まる場合があります)
- 特記事項:起毛素材専用。表革や合成繊維製のシューズには別の製品が必要
こんな人に向いている
- ヌバックやスエードといった起毛素材の登山靴・革靴を持っている人
- 起毛の質感を損なわずに撥水加工をしたい人
使用時の注意点
湿った状態でスプレーし、2〜3分後に固く絞った布で拭き取ります。風通しの良い日陰で自然乾燥させ、十分乾いてからスエードブラシで軽くブラッシングしてください。D環やはと目などの金属部分には錆の原因となるため使用しないでください。
購入者の声
信頼できる独立した実購入者の詳細なレビューを十分に確認できませんでした。
出典:特徴・使用方法はYahoo!ショッピング商品ページおよびパーマーク商品ページのメーカー説明文より。熱処理の任意効果はdroproof.com掲載の解説記事より。
ニクワックス(NIKWAX):ヌバック スポンジA EBE771
ニクワックス ヌバック スポンジAは、起毛皮革(ヌバック・スエード)に手元でムラなく塗り込める、塗布式の保革成分入り撥水剤です。
特徴
- 作業方法:塗布式(スポンジタイプ、容器をよく振ってから塗布します)
- 撥水成分:水溶性撥水ポリマー(保革成分入り)
- 洗濯後の乾燥:不要(クリーニングジェル洗剤で洗った後、湿った状態のまま塗布します)
- 熱処理:不要(任意で熱処理を行うと撥水効果が高まる場合があります)
- 特記事項:容量125ml
こんな人に向いている
- ヌバックやスエードの登山靴を持っていて、スプレーよりも手元でしっかり塗り込みたい人
使用時の注意点
事前にクリーニングジェルなどでの洗浄が推奨されます。革質によって色落ちや変色が起こる場合があるため、目立たない箇所で試してから使用してください。
私も、本製品を起毛皮革(ヌバック)素材の登山靴に実際に使用していました。気持ちよく水を弾いてくれました。
購入者の声
信頼できる独立した実購入者の詳細なレビューを十分に確認できませんでした。
出典:特徴・対応素材はメーカー製品情報より。熱処理の任意効果はdroproof.com掲載の解説記事より。
M.モゥブレィ(M.MOWBRAY):スエードカラーフレッシュ
M.モゥブレィ スエードカラーフレッシュは、撥水効果と発色の両方を同時に与える、スエード・ヌバック専用のスプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器を振らずにスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂(保革成分入り)
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:撥水効果に加えて発色(色あせ防止)効果も持ち、何色の靴にでも使える
こんな人に向いている
- スエード靴の色あせも気になっており、撥水と発色の両方を一度に手入れしたい人
- ガシガシ使うタイプのスエード靴を持っている人
使用時の注意点
必ず屋外で使用してください。容器を振らずに50cm以上離してスプレーし、まんべんなく2〜3回スプレーします。室内で使用すると換気が不十分になり、身体への影響が懸念されるため避けてください。
購入者の声
これまで使ってきたスエード用防水スプレーより一回り大きく、スプレー量がかなり多めで、一瞬でかなり濡れた状態にできるほど量が出るため、初めて使う場合は何もない場所で試し噴射した方がよいという感想があります。液だれしやすい点や、丁寧なスエードケアを求める人には向かない一方、スエード靴を道具として割り切ってガシガシ使いたい人には合っているという評価です。
出典:使用方法はdete-diary.com掲載の公式使用法より。購入者の声はミウラな日々の体験記事より。
靴全般に適した撥水スプレーおすすめ4選
コロニル(Collonil):ナノプロ
コロニル ナノプロは、起毛皮革だけでなく合成皮革や布地にも対応する、ナノテクノロジーを用いた多用途スプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂(シリコンオイル配合)
- 洗濯後の乾燥:情報を確認できませんでした
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:テキスタイル、スムースレザー、起毛皮革、ハイテク素材に対応。ヌメ革・爬虫類・エナメルには使用不可
こんな人に向いている
- 起毛皮革だけでなく合成皮革やテキスタイルなど複数の素材を持ち、1本でまとめて手入れしたい人
- ドイツ製の老舗ブランドの製品を選びたい人
使用時の注意点
対象素材の汚れをブラシで落としてから容器をよく振り、噴射口を水平にして約20cm離し、表面が軽く湿る程度に2回スプレーします。スプレー後はおよそ20分で乾き、完全に乾くまで触らないでください。スプレー直後は一時的に濡れたような見た目になりますが、乾けば元に戻ります。
購入者の声
ブーツやスニーカー(革)に使用しており、効果は実感しているという声があります。匂いについては防水スプレー全般に共通する特徴として理解しつつ、ベランダなど屋外でスプレーしているという声もありました。一方、革とキャンバスが組み合わさったバッグに使用した際、スプレー直後は濡れたような見た目になって驚いたものの、乾けば元に戻り問題なかったという声もあります。
出典:使用方法はコロニル公式サイトより。対応素材はYahoo!ショッピング商品ページより。購入者の声はYahoo!ショッピングおよび楽天市場のレビューより。
グランジャーズ(Grangers):フットウェアリペル プラス
グランジャーズ フットウェアリペル プラスは、靴を洗ったその場で撥水加工までできる、環境配慮型のスプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:ハンドポンプ方式のスプレー式
- 撥水成分:アクリルポリマー(フッ素不使用)
- 洗濯後の乾燥:不要(洗浄後、濡れた状態のまま使用します)
- 熱処理:有効(加熱により撥水効果が高まります)
- 特記事項:オールレザーにも、ナイロン/ポリエステルとレザーのコンビにも、ゴアテックス仕様シューズにも使用可能
こんな人に向いている
- 靴を洗ったら続けて撥水加工も済ませたい人
- 臭いの強い撥水剤が苦手な人
使用時の注意点
靴の泥汚れを水で洗い落とした後、濡れた状態のところに吹き付けます。1足あたりの作業時間は30分ほどかかります。
購入者の声
グランジャーズ社のスタッフによると、洗ったついでに撥水加工もできる手軽さがあり、靴の上で水が玉のように弾く様子を見て効果を実感できるという声があります。また第三者のレビューでは、ツンとした臭いがなく使いやすかったという感想もありました。
出典:特徴・使用可能素材はキャラバン公式サイトより。使用感はアウトドアーズ・コンパスの記事およびOutdoor Gearzineの記事より。
TOKO(トコ):シューズプルーフ&ケア
TOKO シューズプルーフ&ケアは、皮革・ナイロン・コンビ素材まで幅広いアッパー素材に対応する、フッ素樹脂成分配合のスプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:情報を確認できませんでした
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:ゴアテックスなどのメンブレン製品の通気性を維持。スプレー後30分の乾燥仕上げが推奨されています
こんな人に向いている
- 皮革・ナイロン・コンビ素材など、複数の素材が混在する靴を1本でまとめて手入れしたい人
使用時の注意点
効果の実感には吹き付ける量と30分の乾燥時間がポイントです。スプレー量が少ないと撥水効果を感じにくいという声があるため、説明書に従い十分な量を使用してください。
購入者の声
手軽に使えて扱いやすく、効果も十分で良かったという声があります。一方で、弾いている感じがあまり感じられず、吹き付ける量が少ないのか期待外れだったという声もありました。
出典:特徴・使用方法はWEBSPORTS商品ページより。購入者の声はYahoo!ショッピングおよびAmazon.co.jpのレビューより。
クレッププロテクト(Crep Protect):シューズ用防水スプレー
クレッププロテクト シューズ用防水スプレーは、商品名は「防水」と名付けられていますが、キャンバス・メッシュ・合成皮革・天然皮革・スエードまで幅広い素材に高い防水・防汚効果を発揮するスプレー式撥水剤です。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:必要(乾燥させた素材にスプレーします)
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:第三者比較テストでスエード素材への防水・防汚効果の高さが特筆されています。商品名に「防水」とあるのは、わかりやすさや売れやすさを優先したメーカーのネーミング戦略と推測されます。
こんな人に向いている
- 白いスニーカーなど汚れが目立ちやすい靴を綺麗な状態で保ちたい人
- スエード素材の靴を持っていて、防水・防汚効果を重視したい人
使用時の注意点
缶のサイズが小さめでコストパフォーマンスはやや見劣りするという声があるため、使用頻度や靴の数に応じて購入量を検討してください。
購入者の声
リピート購入しているという声が複数あり、防水で汚れても落ちるのが早く感じられたという声があります。また、新品の状態でこの製品を使い、それ以降は別の防水スプレーに切り替えているという使い分けの声もありました。
出典:比較テスト結果はマイベストの比較レビューより。購入者の声は楽天市場のレビューより。
テントにもザックにも衣類にも多用途で使える撥水スプレーおすすめ7選
コロンブス:アメダス 撥水・防水・防汚スプレー
コロンブス アメダスは、革製品、布製品、合成皮革、ゴアテックス製品まで幅広い素材に対応する万能タイプの撥水・防水・防汚スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:60ml・180ml・420mlの3容量展開
こんな人に向いている
- 革靴、スニーカー、バッグなど複数の素材を1本でまとめて手入れしたい人
- すぐに乾かして外出したい人
使用時の注意点
必ず屋外で使用し、対象物から20cmほど離してスプレーしてください。防汚効果は素材によって差があるため、過信せず定期的な再スプレーをおすすめします。
購入者の声
第三者によるアウトドアメーカー製品の比較テストでは、防水効果は素材を問わず水の染み込みを防げており、吹きかけてからわずか10分で乾く速乾性が評価されています。購入者からは「濡れない」「においが少ない」「ムレない」という声が多く、革靴に使用しても素材が傷まずしっかり撥水してくれたという感想がある一方、においが気になる、思ったより早くなくなるという指摘も見られます。
出典:比較テスト結果はマイベストの比較レビューより。購入者の声は複数の購入者レビューの集約より。
ヘンケルジャパン:LOCTITE(ロックタイト) 超強力防水スプレー 多用途
LOCTITE超強力防水スプレー 多用途は、商品名は「防水」と名付けられていますが、「トゲ」状のフッ素樹脂が繊維表面に毛羽立ちを作り出し、水や汚れをはじき、通気性を保ったまま撥水加工ができる撥水スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:布、革製品への使用に適しています。次に紹介するLOCTITEハイクラス防水スプレー 撥よりも比較的安価です。商品名に「防水」とあるのは、わかりやすさや売れやすさを優先したメーカーのネーミング戦略と推測されます。
こんな人に向いている
- カッパやコートなど布製の雨具に、通気性を保ったまま撥水加工をしたい人
使用時の注意点
風通しの良い屋外で風向きに注意してスプレーして下さい。生地から約20cm離して均一に全体がしっとりぬれる程度(液ダレしない程度)にスプレーしてください。スプレー後は20分以上しっかり乾かしてください。
購入者の声
モノタロウの実購入者レビューでは、小型軽量のカッパに処理をしたところ、材質に変化もなく撥水効果も問題なかったという声があります。一方で、コートに使用した購入者からは、説明書を読んで毒性が高いことを知り使用を躊躇したものの、車庫の扉を開けたまま使用してどうにか作業できたという声もあり、リピートはしないと述べています。
出典:特徴は口コミ検証ラボ掲載のメーカー説明文より。購入者の声はモノタロウのレビューより。
ヘンケルジャパン:LOCTITE(ロックタイト) ハイクラス防水スプレー 撥
LOCTITEハイクラス防水スプレー 撥は、商品名は「防水」と名付けられていますが、ハイスペックフッ素樹脂により通気性や風合いを損なうことなく撥水・防汚性を発揮する撥水スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂(ハイスペックフッ素樹脂)
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:布、革製品への使用に適しています。前述のLOCTITE超強力防水スプレー 多用途よりも撥水力が高く、値段も高いです。商品名に「防水」とあるのは、わかりやすさや売れやすさを優先したメーカーのネーミング戦略と推測されます。
こんな人に向いている
- 靴・バッグ・レインコート・傘など、繊細さの異なる複数のアイテムに高い撥水性能を求める人
使用時の注意点
風通しの良い屋外で風向きに注意してスプレーして下さい。生地から約20cm離して均一に全体がしっとりぬれる程度(液ダレしない程度)にスプレーしてください。スプレー後は20分以上しっかり乾かしてください。
購入者の声
強力な撥水力と幅広い用途に対して高い評価が得られており、靴やバッグ、アウトドア用品での効果が実感しやすいという声があります。
出典:特徴はLIPS掲載のメーカー説明文より。購入者の声はみおのひとりごとに集約された口コミより。
M.モゥブレィ:オールマイティ撥水・防汚スプレー プロテクターアルファ
M.モゥブレィ プロテクターアルファは、革靴だけでなく傘や布地など幅広い素材に対応する、炭酸ガス噴出式のオールマイティ撥水・防汚スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器を振らずにスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:情報を確認できませんでした
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:炭酸ガス(不燃性ガス)を採用しており、振らずにそのまま使用可能。実質的な使用容量がLPガス式の約3倍。
こんな人に向いている
- コーデュラナイロンなど特殊な生地のブーツやウェアを持っていて、スプレーした際の斑点・マダラ仕上がりを避けたい人
使用時の注意点
成分は吸い込むと有害なため、屋内では作業せず屋外で使用してください。出かける30分前にスプレーするのがベストな使い方です。
購入者の声
モノの批評誌「MONOQLO」では2年連続BEST BUYを獲得しています。ブロガーからは、ダナーブーツのコーデュラナイロン部分に他の防水スプレーを使うとマダラ状の斑点になりがちだったところ、プロテクターアルファはきめが細かいミスト状で仕上がりが綺麗だったという声があります。ゴルフかっぱに使用して撥水効果を実感した、ズボン裾やシューズの甲部分に使用して汚れが少なくなったという購入者の声もあります。
出典:特徴・BEST BUY評価はM.MOWBRAY公式サイトより。使用感はhattablogの体験記事より。購入者の声はゴルフダイジェスト公式ショップのレビューより。
コニシ:防水スプレー ハイパワー
コニシ 防水スプレー ハイパワーは、商品名は「防水」と名付けられていますが、ウェア、靴、テント等幅広いアイテムに使うのに適した、比較的低価格設定の撥水スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:420mlの大容量タイプで、傘約4本分相当に使用可能。比較的安価。商品名に「防水」とあるのは、わかりやすさや売れやすさを優先したメーカーのネーミング戦略と推測されます。
こんな人に向いている
- 家族分の靴やウェア、グローブなど複数のアイテムにまとめて使いたい人
- コストパフォーマンスを重視する人
使用時の注意点
風通しの良い屋外で、約30cm離して液ダレせず全体がしっとりとぬれる程度に均一にスプレーし、20分以上完全に乾かします。品質は価格相応という声もあるため、効果が薄れてきたと感じたら気軽に再スプレーする使い方が向いています。
購入者の声
スキー・スノーボードウェア用に家族4人分のウェアやグローブに使用したところ、ウェアは1度のスプレーでだいたい1シーズンもち、グローブは1シーズンに2回ほど再スプレーするという使用実態の声があります。スプレーそのものの品質は「ソコソコ」という評価ながら、価格が安いため気軽に再スプレーできる点が評価されています。
出典:特徴はモノタロウ商品ページより。購入者の声はYahoo!ショッピングのレビューより。
Tarrago(タラゴ):ナノプロテクター
Tarragoナノプロテクターは、テキスタイル、ハイテク素材、スムース革、起毛革に対応する、ナノテクノロジーを用いた撥水・防汚スプレーです。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器をよく振ってからスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:情報を確認できませんでした
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:2008年よりエルメス、ルイ・ヴィトン、ジョンロブなど世界的ブランドにシューケア用品を提供するサフィールの製造元AVEL社の傘下。欧州の安全基準REACH規則に適合
こんな人に向いている
- ハイブランドのシューケア技術をルーツに持つ製品を選びたい人
- スムース革・起毛革・ハイテク素材など複数の素材を1本でカバーしたい人
使用時の注意点
表面から30cm以上離して全体にムラなく吹き付け、30分以上置いて表面が乾いてから着用してください。使用時の臭いがあるため、換気の良い場所での使用が必要です。
購入者の声
信頼できる独立した実購入者の詳細なレビューを十分に確認できませんでした。
出典:特徴はTARRAGO公式サイトより。ブランド背景はトライスクル商品ページおよびスニーカーズケア公式サイトより。
Evoon(エボーン):防水・防汚 撥水スプレー ネオテクト
Evoonネオテクトは、リュック、カバン、傘、衣類などに対応する撥水スプレーで、表面に膜を張ることで水の侵入を防ぎながら汚れの付着も防ぎます。
特徴
- 作業方法:スプレー式(容器を振らずにスプレーします)
- 撥水成分:フッ素樹脂
- 洗濯後の乾燥:必要
- 熱処理:情報を確認できませんでした
- 特記事項:300mlと160mlの2種類。傘や衣類など表面積が広いものには大きいタイプ、靴など範囲が狭いものには小さいタイプが適しています
こんな人に向いている
- リュックや傘など身近なアイテムを手軽に撥水加工したい人
使用時の注意点
30cm以上離して均一に3回ほど表面が軽く濡れる程度にスプレーし、20分以上放置して表面が完全に乾いてから着用してください。
購入者の声
製造元の自社ブログによる検証では、着色した水を靴紐に垂らして比較したところ、スプレーをかけていない部分は染み込んでしまったのに対し、スプレーをかけた部分は水滴が弾かれる様子が確認されたと報告されています。これは独立した第三者によるレビューではなく、製造元自身による検証です。独立した第三者の実購入者による詳細なレビューは十分に確認できませんでした。
出典:特徴はEvoon公式サイトより。検証結果はEvoon公式ブログの検証記事より。
撥水スプレーに関するよくある質問とその答
Q. ゴアテックスに防水スプレーをかけてしまったらどうなりますか?
ゴアテックスに防水スプレーを吹き付けると、生地表面に水蒸気も通さない緻密な膜が形成され、ゴアテックスの透湿性が失われます。その結果、雨は防げても内側が蒸れる状態になります。
Q. 撥水スプレーと防水スプレーはどう見分ければいいですか?
商品説明に「通気性を損なわない」や「通気性を保つ」と記載されていれば撥水スプレーです。また、フッ素樹脂やアクリル樹脂が成分の物も撥水スプレーです。一方、成分にシリコン樹脂(シリコンオイルではない)が含まれている場合は防水スプレーと判断して除外して下さい。商品名に「防水」とあっても、実態は撥水スプレーである製品も存在するため、成分と説明文で判断して下さい。
Q. 撥水スプレーを使う前に洗濯は必要ですか?
はい、必要です。汚れが残った状態でスプレーしても撥水性が十分に回復しません。洗濯の際は柔軟剤・漂白剤を使わず、洗剤もすすぎで完全に落とすことが重要です。洗濯後、ぬれたままか乾かしてからか、どちらの状態でスプレーするかは、製品によって異なるため説明書を確認して下さい。
Q. フッ素樹脂系とアクリル樹脂系の撥水スプレー、どちらを選べばいいですか?
撥水力の持続性を重視するならフッ素樹脂系、人体・環境への影響を重視するならアクリル樹脂系(非フッ素系)がおすすめです。ただしフッ素樹脂は人体や環境への悪影響が論じられており、より安全性の高い成分への移行が業界全体で進んでいます。
Q. 撥水スプレーをかけた後、ドライヤーを使う必要がありますか?
製品によっては、ドライヤーの温風・衣類乾燥機・アイロンの低温(当布使用)で熱を加えることで撥水性がさらに高まるものがあります。ただしすべての製品に共通する訳ではないため、使用する製品の説明書を必ず確認して下さい。
Q. どのくらいの頻度で撥水スプレーをかければ良いですか?
使用した回数や期間や頻度ではなく、撥水性の低下が見られたら撥水スプレーをかけて下さい。生地表面で水が玉にならず広がるようになったことに使用中に気付いたら、使用後は洗濯をした後に撥水スプレーを適切にかけて下さい。
撥水スプレーを適切に選ぼう
撥水スプレーと防水スプレーはとてもよく似ているため混同して使われがちです。
ですが、厳密に言うと、これらは本質が全く異なる別物です。
具体的には、登山で使うレインウェアやトレッキングシューズなどのような透湿性が求められるアイテムに対して、
- 撥水スプレーは透湿性を維持・回復してくれる
- 防水スプレーは透湿性を台無しにしてしまう
という正反対の作用を及ぼします。
なので、先ずは、防水スプレーを除外し、撥水スプレーを的確に識別できるようになって下さい。
更には、あなたが撥水スプレーを施そうとしているアイテムに対して最適な撥水スプレーを選定して下さい。
あなたも撥水スプレーを有効に存分に活用して、レインウェアやトレッキングシューズなどの撥水性やひいては透湿性をしっかり保ち、安全に快適に山を楽しんで下さい。




















