本格的に登山を始めるならば、最初に揃えるべき装備の一つはレインウェアです。
レインウェアもピンからキリまで沢山出回っていて、性能が高いと値段も高くなりがちで、一体どれを選べば良いのかお困りではないでしょうか。
登山に必要な装備を揃えるとなると、最低限の物にとどめておくにしても、一度に買い揃えるとなると相当な出費になるはずです。
初心者だからと言うことで程度の低い物を買って、結局使い物にならないために良い物を買い直す無駄も、必要以上に高い物を買う無駄も、どちらも避けたいところです。
今回は、これから本格的に登山をしようと考えている人が購入するレインウェアにはどの程度の機能や性能が最低限必要かをご説明し、それに該当する商品をご紹介いたします。
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必要な理由
機能的にも性能的にも優れており、快適で使い勝手の良い商品です。
安物買いの銭失いにならないように、実用に耐えられる有用な物を的確に選ぶならばコレです。
- 登山という過酷な使用状況下でも実用に耐えられる、最高レベルの防水透湿性能を有する。
- フードで視界を遮られないように的確にフィットさせられる。
- パンツの側面が全開するため非常に着脱しやすい。
- パンツのサイズ設定がきめ細かい。
- 軽量コンパクト性もかなり良い。
必要な人
これから本格的に登山に取り組もうと考えている登山初心者に限らず、登山経験者でも、今後も本格登山を続けて行こうと考えている人にはお勧めです。
レインウェアは登山における必需品
「山の天気は変わりやすい。(つまり、雨が降りやすい。)」とか、「登山に行くならレインウェアは必須の携行品。」とか、当たり前のように言われています。実際、その通りなのですが、では、レインウェアはどのように活用されているのでしょうか。
レインウェアの役割
- 雨が降っている時に濡れないように着る
- 草や笹や木に残った水滴や朝露で濡れないように着る
- 休憩中や朝夕にテント場で過ごす時に羽織る
- 風が強い時にウィンドブレーカー代わりに着る
- 寒い時に、中にフリースやダウンなどを着た上から着る
- 簡単な雪山でアウターとして着る
経験者であれば、このような使い方がパッと思い浮かぶのではないでしょうか。
初心者ならば、レインウェアと聞くと、それは雨具であると真っ先に思うことでしょう。
それはその通りで正解なのですが、レインウェアは、雨具以外の用途で使われることもよくあります。
風が強い時にウインドブレーカー代わりに着たり、休憩中に体が冷えるのを防ぐために羽織ったり、それでも寒いと中にフリースなどを着てその外から着たりもします。
天候の変化のみならず、温度変化にも対処するためのアイテム
登山に行くに際して、登山口と頂上とでは標高が違います。標高が違えば気温も変わります。
登山で歩く道は、登山口から頂上まで、ずーと同じ傾斜のままの道が単調に続いている訳ではありません。道の傾斜が変われば、運動強度も変わります。運動強度が変われば、体の発熱量も変わります。そして、休憩などで立ち止まれば、発熱も止まります。
登山をしている最中に、天候が変化する場合もしない場合もどちらもあり得ます。しかし、登山をしている最中に、気温や体温が変動しないということはあり得ません。そして、登山とは、重い荷物を背負って坂道を登る、それなりに激しい運動です。
つまり、登山とは汗をかく活動をするのだ、という前提を持たねばならないということです。
要因が汗であろうが、雨であろうが、濡れから身体を守る必要があります。濡れたままでいると、あるいは、濡れたままで更に風に吹かれると、低体温症になり、命の危険に瀕することにもなりかねません。
登山中に雨に一切降られなかった、ということは起こり得ます。しかし、登山中に気温や体温の変動が一切無かった、ということはあり得ません。
気温や体温の変動による影響を許容範囲内に収めるために、適宜、服装を、脱いだり着たり重ね着したりして、調節します。
レインウェアも、服装によって体温調節をする時に着脱する物の中の一つだという認識を持っている方が実情に近いです。
登山で使うレインウェアとは、「雨具にもなるアウター」であるという認識をお持ち下さい。
登山で使うレインウェアの選び方
街中ではなく、登山で使うレインウェアを選ぶ際に考慮すべきポイントについてお話しいたします。
上下セパレートタイプをどちらも
裾が長いコートタイプや、裾が広がるポンチョタイプは不可です。また、下(下半身を覆うパンツ)も必要です。
最近は、上下セットとは限らず、上下別々に売られていたりもします。なので、上と下とで、メーカーや製品やサイズを、同じ物で揃えても、異なる物を選択しても、好きなように組み合わせていただいて構いません。ですが、上下セパレートタイプの物を、上下どちらも揃えて下さい。
「初心者は手始めに程々の物を」という考え方は無謀
初心者であろうが経験者であろうが、登山に行くならば、必要十分に機能や性能が高いレインウェアを選ぶに限ります。
「初心者」という言葉は、「過去に経験が無い」ことと「現在の有するスキルが乏しい」ことを意味するだけであって、未来を特定してはいません。
「程々の物で済ませよう」という考え方は、登山とは似て非なる活動をする場合に当てはまるものであって、登山にそのような“程々の物”を持ち込んでも使い物になりません。
登山では、過酷な自然環境にさらされることもあり得ます。雨も風も強い暴風雨の中で重い荷物を背負って足元の悪い登山道を歩かねばならないこともあります。
そんな時に、初心者と経験者とで自然が対応を変えてくれるということはありません。雨風が、経験者には強く当たって、初心者には当たらないように配慮してくれるということはあり得ません。初心者であろうが、雨風は容赦なく強く吹き付けます。
そんな時に、機能や性能が程々のレインウェアで間に合わせようという考え方にはならないはずです。
現実問題として、初心者が、行程の長い山行にいきなり出掛けるのは止めた方が無難です。先ずは歩行時間も短く日帰りで余裕で下山できる低山から始めるはずです。
そのような、低山に出掛ける場合に程々のレインウェアで構わないという考え方は、安全性や快適性を放棄しています。機能や性能が低いレインウェアでは、安全性や快適性を保つことはできません。
低山とは、登山口や街や家まで、つまり安全地帯までが比較的近いということが言いたいのであって、そこに到達するまでの短時間は安全じゃなくても快適じゃなくても耐えることは可能であろうという希望的観測を基にした意見です。そのような無責任な考え方を鵜呑みにして、結局耐えられなかったでは遅過ぎます。
高機能高性能であることで損はありません。大は小を兼ねるの考え方が当てはまります。快適で使いやすいです。初心者であるが故にスキルも乏しいのは仕方ありません。その部分のマイナスを、むしろ、道具の優秀さでカバーする発想で道具を選んだ方が賢いです。
防水透湿は当たり前
レインウェアはそもそもが雨具なので、外からの雨水の侵入を防ぐこと(防水)を第一の目的として作られています。
防水にも二つの意味があります。一つは素材としての防水、もう一つは製品としての防水です。
他にも、登山用のレインウェアにおいては、単に防水できるだけでなく、かいた汗を外に逃がす働き(透湿)も必要です。
登山はそれなりにハードな運動ですから、沢山の汗をかきます。外からの雨水の侵入は防げても、かいた汗を外に逃がすことができなければ、中は蒸れてしまい、結局びしょ濡れになってしまいます。
濡れると動きづらいですし、不快ですし、場合によっては低体温症になりかねないので、そのような事態は避けなければなりません。
つまり、登山用のレインウェアには防水機能も透湿機能もどちらもが必要なのです。
ですから、登山用のレインウェアを選ぶに当たっては、十分な防水透湿性能を有する物を選ばなければなりません。
耐水圧20,000mm以上
素材としての防水は、生地の耐水圧をモノサシにして評価されます。必要とされる耐水圧の目安は、小雨であれば300mm、大雨なら10,000mm、嵐では20,000mmです。
登山用のレインウェアであれば、耐水圧20,000mm以上が必要になります。
生地のつなぎ目から浸水しない
前提条件の一つである製品として防水できることの要素の一つとして、生地のつなぎ目から浸水しないことが挙げられます。
素材として合格レベルの防水性能(耐水圧)を有する生地であっても、レインウェアとして仕上がるまでには、生地を縫い合わせる工程を経ます。この、縫製工程で生じる針穴やつなぎ目から水が侵入することも防がねばなりません。
この、針穴やつなぎ目が、シームテープで確実に覆われている製品を選ぶ必要があります。
この処置が不十分で、つなぎ目から水が浸み込んで来たり、シームテープがすぐにはがれてしまったりでは困ります。そのような製品は不可です。
開口部を確実に締めることができる
製品として防水できることのもう一つの要素としては、開口部を確実に締めることができる作りになっていることが挙げられます。
開口部とは、具体亭には、顔面と、袖口と、裾のことです。
一般的に、顔面と裾は、ドローコード(ゴムひものことです)を引っ張って閉じられるようになっています。袖口は、ゴムギャザー+ベルクロで閉じられるようになっています。
そのような製品を選びましょう。
透湿度20,000以上
生地に求められるもう一つの機能である透湿性能は、透湿度をモノサシにして評価されます。
透湿度を考える上での前提となる発汗量の目安は、1時間当たりで、安静時約50g、軽い運動時約500g、激しい運動時約1,000gです。
これだけの量の水蒸気を逃がすためにレインウェアが有するべき透湿度の目安は、発汗量の最低でも10倍の数値の透湿度が必要になります。
つまり、軽い運動であっても最低で5,000、激しい運動なら最低でも10,000の透湿度が必要になります。
登山も激しい運動のうちですので、最低でも10,000、望ましくは20,000以上の透湿度が必要となります。
生地は3層構造
レインウェアの生地には、3層構造である物がお勧めです。
3層構造の「3つ」とは、「表地」と、「防水透湿膜」と、「裏地」の3つのことです。
3層でない物には裏地はありません。裏地が無い物ではなく、裏地が有る物がお勧めです。
理由は2つあります。
一つは、裏地が有る方が肌触りが良いからです。肌触りが良く快適に着られることは重要な要素です。
もう一つの理由は、裏地が有る方が耐久性が高くなるからです。
せっかくの高機能高性能ウェアでも、すぐに劣化して使い物にならなくなっては悲しいです。末永く使えるということは、その分コスパにもつながる有利な要素です。
裏地が有ることのデメリットと言えば、その分、重量が重くなることです。ですが、重いと言うのは、軽量化に特化し、軽量化を最優先にして作られた製品と比べての話です。昔のゴム引き布製のレインウェアに比べれば格段に軽いですし、肌触りも良くなり耐久性も高くなりますのでご安心下さい。
他にも欲しい機能
防水と透湿に関わる機能や性能だけでなく、登山用のレインウェアであれば、登山という用途で活用するための特有の機能が備わっている方が使い勝手が良いです。と言うか、“これが無いと使い物にならない”とまで言いたくなるくらい必須の機能も中にはあります。
フードのフィット具合を適切に調節できる
被っているフードが、頭の動きに追従して動いてくれて決して視界を遮ることが無いようにフィットさせる機能は必須です。
フードを被り、顔面からの雨水の侵入が防げるようにドローコードを締めたら、後頭部とフードの間に残っている隙間を無くしたら、それを実現することができます。
この隙間を無くすドローコードが備わっていることは必須です。
この部分のフィット具合を調節する機能が無いと、首を左右に捻った時に、フードは動かず頭だけが動くため、極端な場合は捻った方の目がフードの中に隠れてしまい、視界が遮られて、大変危険です。そのようなレインウェアは対象外です。
更には、フードのひさしの深さを調節する機能が備わったレインウェアもあります。
私の場合は、登山中はいつも、野球帽タイプの前方のみにつばがある帽子(つまり、キャップ)を被っています。帽子のつばでフードのひさしが垂れ下がって来るのを押さえているため、私の場合は、この機能は有っても無くてもどちらでも構いません。ですが、あるに越したことはない、邪魔にならない機能です。
パンツの裾が広がる
パンツの裾が広がると着脱がしやすいです。
登山では、普段よりもはるかに大きくてゴツくて硬い登山靴を履きます。レインウェアを着脱する際に、登山靴もその都度脱いで改めて履いて、ということはしません。履いたままで着脱します。せめて膝くらいまでパンツの裾が広がる物を選びたいです。
究極は、パンツの側面が、裾から腰まで、全開する物もあります。これだと抜群に着脱しやすいです。
行動中に雨に降られたら、素早くレインウェアで身を包み濡れから身体を守ることも、着脱は短時間で済ませ、無駄に立ち止まること無くサッサと次の目的地に向かうことも、どちらも重要で有用なことです。
サイズはゆったりめのものを
レインウェアを、防寒対策のアウターとして、中にフリースや薄手のダウン等を着た上から着ることも想定して、ゆったりめのサイズの物を選ぶのが良いです。
大きめではなく、ゆったりめです。縦に長いのではなく、横(ぐるり)の寸法に余裕を持たせるという意味です。
サイズが大きくなると、横だけでなく縦も大きくなってしまうため、体型がスリムじゃない人はより一層難しいかもしれませんが、少しぐらい縦に長いことは妥協してでも、ゆったりめのサイズの物を選ぶことをお勧めします。
視認性の良い色のものを
雨や、場合によっては雪が降っていて視界が悪い時や、日の出前や日没後の寒くて暗い時などに仲間に見付けてもらいやすいように、更には、万が一遭難してしまった時でも捜索隊に見付けてもらいやすいように、赤やオレンジや黄色やライトグリーンのような、視認性の良い色の物を選ぶのが良いです。
メンテナンス方法
いつでも、そして末永く十分な機能や性能を発揮してもらうために、メンテナンスは欠かせません。
まめに洗濯しよう
レインウェアも、普通の服と同様に洗濯して構いません。汚れが付いたらもちろんのこと、目に見えた汚れが付いていなくても登山で着れば当然汗をかきますので、着たら毎回洗うのが良いです。基本的に商品のタグに記されている洗濯表示に従いますが、洗濯機で洗って大丈夫なはずです。
洗濯する前に、ファスナーやベルクロはきちんと閉じます。
物によっては洗濯ネットを使用するように表示されているものもあるかもしれません。
洗剤のみで(漂白剤や柔軟剤は入れずに)洗う
専用洗剤を使っても構いませんが、家庭用洗剤で洗っても構いません。
ただし、漂白剤や柔軟剤のような余計な物は入れずに、洗剤のみで洗って下さい。
すすぎ回数は多く、脱水時間は短く
すすぎ1回でOK の洗剤であっても、すすぎ回数は2回に設定します。
脱水時間は長くても1分です。脱水しないように表示されている物もあります。洗濯表示に従って下さい。
しっかり陰干しする
洗濯が終わったら濡れたまま放置せず、直射日光は避け、しっかり陰干しして乾かします。
撥水性を回復させる
撥水性を保つことも重要です。
撥水性とは、生地に当たった水を小さな球の状態に保ち、生地に浸み込まないようにする性質のことです。
撥水性が悪くなることによって、防水性能が低下する訳ではありません。ですが、撥水性が悪くなる、即ち生地に水が浸み込むと、その部分は水の膜が形成された状態になります。
この水の膜は、生地の透湿性能の低下を引き起こします。
また、この水の膜は冷えにつながりかねません。
ですから、撥水性を保つことも重要な訳です。
洗濯によっても撥水性はある程度回復しますが、それでも不十分な場合には次の方法があります。
熱をかける
アイロンや乾燥機やヘアードライヤーで熱をかけます。
アイロンなら、スチーム無しで、当て布を当てた上から低温(80~120℃)でアイロンを当てます。
乾燥機なら20分ほど温風乾燥します。
ヘアードライヤーなら10cm程離してまんべんなく熱をかけます。
撥水スプレーをかける
熱をかけても撥水性の回復が不十分な場合は、撥水スプレーをかけます。
撥水剤に浸す
スプレータイプではなく液状の撥水剤であれば、洗濯を終えたら、改めて、この撥水剤を洗剤の代わりに入れて洗濯機を回します。
保管方法
下山してレインウェアを脱いだら湿ったまま収納袋に入れて保管というのはよろしくありません。
洗濯して乾かしたらハンガーに吊るして、直射日光や高温多湿を避けて保管しましょう。
おすすめ4選
登山で使うレインウェアを選ぶとなると、これまでにお話ししてきた全ての機能や性能を有していることが必須の条件です。
実を言うと、私は、フードを襟の中に収納できるタイプの物が好みです。できれば、フードを襟の中に収納できるタイプの物をお勧めしたいのですが、今回ご紹介する商品4つは、全て襟が無く、従ってフードを襟の中に収納することはできません。
フードを襟の中に収納できると、フードが風にあおられてバタついたり、何かに引っ掛かったりする事態を避けることができます。
また、雨が降り始めてしばらくは小雨だったためにフードを被らずにいて、本降りになったのでそこで漸くフードを被ったら、中に溜まっていた水も一緒に被ってしまい不快な思いをするということも避けられます。
ですが、最近では、フードを出しっ放しにするタイプの物が主流になっているようです。襟の中に収納することはできなくても、丸めて束ねておくことで済ますことも可能ですので、これを必須の機能からは外しました。
これからご紹介する4つの商品は、どれも、これまでにお話ししてきた必須の機能や性能の全てを備えていますのでご安心下さい。
比較表
モンベル; ストームクルーザー ジャケット、 フルジップパンツ | ノースフェイス; クライムベリーライト ジャケット、 パンツ | ミレー; ティフォン50000 ストレッチジャケット、 ストレッチパンツ | ファイントラック; エバーブレスフォトン ジャケット、 パンツ | |
---|---|---|---|---|
素材:表地 +防水透湿膜 +裏地 | 20Dバリスティックナイロン リップストップ +ゴアテックス +C-ニット バッカー | 13Dリップストップナイロン +ゴアテックス +C-ニット バッカー | ナイロン +ドライエッジティフォン50000 +15Dニット素材 | 15Dストレッチナイロンダブルリップ +エバーブレスメンブレン +15Dナイロンニット |
耐水圧 | 50,000以上 | 非公表 | 20,000 | 20,000 |
透湿度 | 35.000 | 非公表 | 50,000 | 10,000 |
重量目安:ジャケット パンツ 合計(g) | 254 217 471 | 250 190 440 | 304 228 532 | 280 205 485 |
フードの フィット具合 調節箇所 | 顔面の周囲 頭部の奥行き ひさしの深さ (3箇所) | 顔面の周囲 頭部の奥行き (2箇所) | 顔面の周囲 頭部の奥行き ひさしの深さ (3箇所) | 顔面の周囲 頭部の奥行き (2箇所) |
パンツの 裾の広がり | 裾から腰まで 全開 | 裾から膝まで | 裾から膝まで | 裾から太ももまで |
特長、 特記事項 | ウエストのサイズはそのままで、パンツの股下をレギュラーモデルより6㎝増減した3つの選択肢がある。 | 軽量性を意識して作られた製品。 ファッション性の高さでも人気あり。 | しなやかな肌触りで 着心地が良い。 | 伸縮性に優れ動き易い。 パンツ側面のファスナーは上下の双方から開けることができ、ベンチレーションの役割も担う。 ジャケットの両脇にもベンチレーション付き。 |
着脱のしやすさを優先するなら
モンベル;ストームクルーザー ジャケット+フルジップパンツ
実用に耐える全ての機能性能がバランス良く備わった、サイト運営者イチオシの商品です。
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軽量コンパクトを優先するなら
ノースフェイス;クライムベリーライト ジャケット+パンツ
耐水圧と透湿度は非公表だが、ゴアテックス採用モデルであり信頼性は高い。
ファッション性の高さでも人気があるメーカーなので、オシャレも楽しみたい人には嬉しいかも。
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着心地の良さを優先するなら
ミレー;ティフォン50000 ストレッチジャケット+ストレッチパンツ
ミドルを省略してベースの上に直接着れてしまうくらいに着心地が良い。
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伸縮性と動きやすさを優先するなら
ファイントラック;エバーブレスフォトン ジャケット+パンツ
ヨコストレッチ130%を誇る優れた伸縮性があり、動きやすい。
透湿度が他の3つに比べると少ないが、ボーダーラインは超えており、追い付かない場合はベンチレーション機能を活用することで対応したい。
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本格的に登山を始めるなら必要十分な機能や性能を有する物を
本格的に登山を始めようとすると、可能な所はあり合わせの物で差し当たってしのいだとしても、それでは済ますことができない物の一つがレインウェアです。
自然が相手です。穏やかな時もありますが、過酷な時もあります。その時に自然は、初心者だからと言って手加減してくれません。初心者と経験者の区別なく、その過酷さに対処できるだけの機能や性能を有する装備をせねばなりません。
必要十分な機能や性能を有するレインウェアをお供に従えて、どうぞ存分に山を楽しんで下さい。