富士登山用レインウェアの選び方とおすすめ3選!レンタルの活用も合わせて紹介!

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富士登山にレインウェアは必須と言われても、レインウェアもピンからキリまであり、どれが適しているかが分からずお困りの人もいると思います。

そこで今回は富士登山で使うにはどの様なレインウェアが適しているか、理由と共に選び方をお伝えし、おすすめをご紹介いたします。

更には、出費を抑えるための一つの選択肢として、どこでレンタルできるかもご紹介いたします。

目次

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実績と信頼が高いゴアテックスを表地と裏地ではさんだ3層構造の生地が使われていて、防水性、透湿性、耐久性、軽量性に優れたレインウェアです。

ジャケット正面はスライドファスナーとドットボタン(スナップボタン、ホック)の併用で、開閉度をきめ細かく調節できます。

パンツの裾が膝まで開き、容易に着脱できます。

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富士山の気象の特長

富士山の気象には以下の様な特徴があります。

  • 強風が吹き付ける。
  • 頂上付近は下界よりも20℃ほど気温が低い。
  • 天気が急変する。
  • 雲に取り囲まれることがある。

なぜならば、富士山は、他の山陰に隠れてしまうことがない、いわゆる独立峰です。

そして、富士山の標高は3,000mをはるかに超えているからです。

これらに起因して、富士山は風や雨(雪)や寒さと言った自然環境がとても厳しい所です。

そのため、この様な環境下での活動に備えて、適切な服装や持ち物選びが必須です。

今回取り上げるレインウェアもその一つであり、とても重要なアイテムです。

富士登山におけるレインウェアの必要性

富士登山においてレインウェアは必ず使うアイテムです。

“必ず持って行くべき” では済まず、 “必ず使う” アイテムです。

実際、入山から下山までずっと快晴で、雨具を一度も使わずに済むことはあり得ます。

ですが、登山中を通して雨に全く降られず雲の中を歩くことも無かったとしても、レインウェアは必ず使います。

なぜならば、レインウェアは雨具にもなる防風防寒着だからです。

天気は入山から下山まで快晴のまま変化しなかったとしても、気温や体感的な暑さ寒さの変化は必ず起こります。

例えば、頂上付近でご来光を拝む計画なら、おそらく気温5℃程度の真冬の寒さの中で待つことになるはずです。

この時、寒さ対策として重ね着する服のうちの一つとしてレインウェアも活用するからです。

もちろん、残念ながら雨に降られた時もレインウェアを着ます。

なので、レインウェアは富士登山をする際の必須の持ち物です。

富士登山には、十分な防水透湿性能を有する上下セパレートタイプの登山用のレインウェアを上下どちらも必ず持って行って下さい。

富士登山における服装の基本は三層レイヤリング

レイヤイングとは、重ね着する服の枚数を適切に増やしたり減らしたりするという意味です。

重ね着する服の枚数を、なぜ、増やしたり減らしたりする必要があるかと言うと、富士登山とは、暑さ寒さの変動幅が非常に大きい環境下で行なう活動だからです。

そして、それらのいずれに対しても適切に対処する必要があるからです。

その為、重ね着する服の枚数を増減させて服装全体の保温性を調節することによって、暑さにも寒さにも対処するのです。

例えば、急坂をずっと上っている時には、Tシャツ一枚でも汗だくになるくらいに暑いかもしれません。

その一方で、夜明け前にご来光を待っている時は、持って来た物全てを着込んでも、じっとしていては耐えられないくらいに寒いかもしれません。

暑さ寒さだけでなく、雨、風、強い日射し、岩と擦れる等の外界からの刺激から体を守る必要もあります。

他にも、かいた汗を外側に排出して、蒸れや汗冷えから体を守る必要もあります。

この様に、富士登山をすることは、様々な過酷な状況下で活動することを意味します。

三層を組み合わせているのは、登山中に起こる様々な状況に対して、異なる働きをする3つの服の合わせ技によって適切に対処することが可能になるからです。

三層とは、ベースレイヤーとミドルレイヤーとアウターレイヤーの3つです。

各レイヤーの主な働きは次の通りです。

  • ベースレイヤー:体表面で発生した汗を素早く取り除き外側に受け渡す。
  • ミドルレイヤー:保温。他に、汗などを内側に戻さない。
  • アウターレイヤー:内側への風や雨の侵入を防ぐ。かつ、内側の汗を外側に排出する。

レインウェアはこのうちのアウターレイヤーに位置付けられます。

三層レイヤリングと言っても、3つそれぞれを常に必ず1枚ずつ着ている訳ではありません。

また、また、一つのレイヤーが一つの働きしかしないとは限らず、あるレイヤーに他のレイヤーの働きも合わせて受け持たせることもあります。

つまり、例えば風もなく、雨も降っていないならば、アウターレイヤーを着ずに行動することもよくあります。

また、例えばミドルレイヤーが1枚だけでは依然として寒い場合は、アウターレイヤーの内側にミドルレイヤーを2枚重ね着することもあります。

いずれにしても、レインウェアは必ず使う機会があります。

なので、十分な防水透湿性能を有した上下セパレートタイプの登山用のレインウェアを上下とも持ち物に必ず加えて下さい。

富士登山におけるレインウェアの4つの役割

富士登山においてレインウェアに求められる役割をまとめると、以下の様になります。

  1. 服装全体の保温性を増す(防寒着)
  2. 風によって体温を奪われることを防ぐ(防風着)
  3. 外部から雨等が侵入することを防ぐ(雨具)
  4. 内部でかいた汗を外部に排出する

なぜこれらの役割が求められるかは、先にお伝えした通り、

  • レインウェアは雨具にもなる防風防寒着である
  • レインウェアは三層レイヤリングにおけるアウターレイヤーに位置付けられる

の二つを覚えておくと理解する助けになると思います。

1.服装全体の保温性を増す(防寒着)

レインウェアは、身体をカバーのように覆い、温かさを逃がさず保ってくれます。

そのため、綿入りのスキーウェアのような保温性はありませんが、着れば保温性は増します。

更なる保温性が必要な場合は、内側に別の衣類を重ね着して対処します。

逆に、保温性を下げたい時は、正面のスライドファスナーを下ろしたり、更には全開にするなどして対処します。

2.風によって体温を奪われることを防ぐ(防風着)

風が吹いて寒い時は、防風着の代わりにレインウェアを着ます。

一方、ウインドブレーカーは雨具の代用にはなりません。

なので、ウインドブレーカーは持って行かず、レインウェアでウインドブレーカーを代用します。

この様に、一つで何役もこなす汎用性の高いアイテムを活用して荷物を軽量化することは、富士登山においてはとても重要です。

3.外部から雨等が侵入することを防ぐ(雨具)

雨に降られた時はもちろん、雲(霧あるいはガス)の中を歩く時にもレインウェアを着ます。

この様にして、服や身体が濡れないようにします。

4.内部でかいた汗を外部に排出する

富士登山で着るレインウェアには、内部でかいた汗を外部に排出する役割も求められます。

なぜならば、富士登山をすると、急坂を登っている時など、大量の汗をかくこともあります。

そんな時に雨に降られると、重ね着すると暑いにもかかわらずレインウェアを着ざるを得ません。

かいた汗が服の中に封じ込められてしまうと、蒸れや汗冷えになりかねません。

そうなると、不快なだけでなく、最悪、命がおびやかされるからです。

なので、富士登山で着るレインウェアには、汗を外部に排出する役割も求められます。

富士登山で使うレインウェアに求められる5つの機能

富士登山で使うレインウェアには以下に挙げる機能が備わっている必要があります。

  1. 防水性
  2. 透湿性
  3. 撥水性
  4. 耐久性
  5. 有用性

1.防水性

富士登山では横殴りの激しい雨の中や、そこまでひどくなくても、細かい水の粒が漂う雲の中を歩くこともあり得ます。

そんな中でも服や身体が濡れないようにしてくれる機能が防水性です。

レインウェアという名前で呼ばれるためにも、真っ先に必要な機能です。

2.透湿性

透湿性とは、生地の内側にある水分を水蒸気の形で外側に通過させる性質のことです。

富士登山で着るレインウェアは、先に説明した防水性に加えて透湿性も有している必要があります。

なぜならば、雨の中を歩いている時にかいた汗によって体が過剰に冷えてしまうことを避ける必要があるからです。

それを可能にしてくれる機能が防水透湿性です。

出典:GORE-TEX公式サイト

水(液体の水)の粒と、水蒸気(気体の水)の粒とでは、大きさが桁違いに異なります。

水の方が大きく、水蒸気の方が小さいです。

下の図のようなイメージです。

富士登山では、水は通さないけど水蒸気は通す絶妙な大きさの微細孔が無数に存在する膜が組み込まれた生地で作られたレインウェアが適しています。

3.撥水性

撥水性とは、表面に付着した水が膜の様に広がらず、水を弾き水玉を形成させる性質です。

出典:写真AC

撥水性が有ることによって、先にお話しした重要な機能である透湿性が保たれます。

なぜならば、撥水性が無いと、膜の様に広がった水が、水蒸気の通り道である微細孔を塞ぎ、内側で発生した汗を外側へ排出する役割を妨害するからです。

なので、透湿性を保つためにも、撥水性は富士登山で使うレインウェアには必要な機能です。

4.耐久性

富士登山をすると、ダイナミックに体を動かしたり、岩場で不本意ながら服を擦ってしまったりすることもあります。

そんな場合にも破れないだけの耐久性も富士登山で使うレインウェアには求められます。

ところで、登山においては持ち物の軽量性も重視され、レインウェアにおいてもこの考え方は当てはまります。

ですが、登山用のレインウェアであれば、軽量性においては既に十分なレベルに達しています。

そして、軽量性を更に上げようとすると、逆に、耐久性は下がります。

市場にはウルトラライト(超軽量)をうたったレインウェアも数多く出回っています。

ですが、富士登山で使うならば、過剰な軽量性よりも十分な耐久性を優先させる方が得策です。

5.有用性

有用性とは、言い換えると、登山という用途において十分な機能性能を持ち使い勝手が良いことを意味します。

これまでにお話しした4つの機能もそれに該当します。

そして、更に、登山用のレインウェアには、街使い用や作業用のレインウェアには無い、以下の工夫が施されています。

  1. フードが、視界を遮らず、顔の動きに追随する
  2. 硬くて大きい登山靴を履いたままでもパンツの着脱がしやすい
  3. ジャケットのポケットが、リュックサックのウェストストラップを締めたままで中味を出し入れできる位置に設けられている

5-1.フードが顔の動きに追随する

フードがダブダブで、顔を大きく動かした時にフードで視界が遮られると危険です。

そうならなず、フードが顔の動きに追随するように、登山用のレインウェアにはフードを頭部にピッタリとフィットさせられる調節機能が備わっています。

5-2.登山靴を履いたままパンツの着脱ができる

登山中に雨に降られたら、登山靴を履いたまま迅速にレインウェアを身に着けます。

この時、硬くて大きい登山靴を履いた足を通しやすくするために、登山用のレインウェアではパンツの裾が大きく広がるように作られています。

5-3.リュクサックのウェストストラップで邪魔されない位置にポケットがある

登山用のリュックサックにはウェストストラップは付き物です。

レインウェアを着た上からリュックサックを背負いウェストストラップを締めた時、ジャケットの両脇にあるポケットがウェストストラップで押さえ付けられないように、登山用のレインウェアではウェストストラップを避ける位置にポケットが設けられています。

富士登山に適したレインウェアの選び方

富士登山という特別な活動時に出会う様々な状況に対処可能な機能・性能・仕様を有するレインウェアを選ぶ必要があります。

以下の9つのポイントに着目して選べば、富士登山で使うのに適したレインウェアを選ぶことができます。

  1. 上下セパレートタイプを上下とも
  2. 耐水圧が20,000mm以上
  3. 透湿度が20,000g/㎡・24hr以上
  4. 生地が3層構造
  5. フードの後頭部からドローコードが出ている
  6. パンツの裾が膝まで開く
  7. ジャケットのポケットの位置が高い
  8. 少しゆったり目のサイズ
  9. 視認性の良い色

1.上下セパレートタイプを上下とも

レインウェアという言葉から、コンビニや100均でも手に入るようなビニール合羽や、レインコートや、ポンチョを連想する人がいるかもしれません。

だとしたら、この様な物は富士登山では使い物になりませんので選択肢から除外して下さい。

富士登山で使うのに適したレインウェアならば、上下セパレートタイプを上下どちらもそろえて下さい。

なぜならば、富士登山では登山道に岩場の様な難所もありますし、下から吹き上げるような激しい雨に見舞われることもあるからです。

ビニール合羽は、かいた汗で内側が蒸れたり濡れたりしてしまいますし、簡単に破れてしまいます。

また、ビニール合羽やレインコートやポンチョでは足元まで覆われないので、脚がずぶ濡れになってしまうからです。

富士登山で使うレインウェアならば、前提として上下セパレートタイプを上下どちらもそろえて下さい。

2.耐水圧が20,000mm以上

耐水圧とは、しのげる雨の強さがどのくらいかを示す指標です。

富士登山で使うレインウェアには耐水圧は20,000mm以上が必要です。

なぜならば、富士山のような周りに遮るものが何も無い山では強烈な風雨に襲われることがあるからです。

雨の強さとそれがしのげる耐水圧の目安は以下の通りです。

雨の強さしのげる耐水圧の目安
小雨300mm
中雨2,000mm
大雨 10,000mm
20,000mm

つまり、富士登山で使うレインウェアは耐水圧が20,000mm以上の物を選びます。

3.透湿度が20,000g/㎡・24hr以上

簡単に言うと、透湿度とは蒸れにくさのことです。

言い換えると、透湿度とは生地がどれだけ素早く水分を排出できるかを示す指標です。

富士登山で使うレインウェアの透湿度は20,000g/㎡・24hr以上あるものが望ましいです。

と言うのは、富士登山における発汗量は、多い時には1時間当たり1,000gに達します。

ちなみに、透湿度を考える上で考慮すべき発汗量の目安は、以下の表の通りです。

運動の程度1時間当たりの発汗量
安静時約50g
軽い運動時約500g
激しい運動時約1,000g

登山も激しい運動の一つですので、1時間当たりの発汗量が1,000gに達する時もあるということです。

これだけの量の水分を排出するためには、結論として、富士登山で使うレインウェアは透湿度が20,000g/㎡・24hr以上の物を選びます。

4.生地が3層構造

生地が3層構造とは、「防水透湿膜」と、その外側を覆う「表地」と、内側を覆う「裏地」の3層から成ることを意味します。

富士登山で使うレインウェアには、3層構造の生地で作られたレインウェアがおすすめです。

なぜならば、防水透湿膜が使われているおかげで、富士登山で使うレインウェアに必須の機能である防水透湿性がもたらされます。

ですが、防水透湿膜だけでは生地に十分な強度が無く、簡単に破れてしまうなどの欠点があります。

両側に表地と裏地を貼り合わせ、「表地」+「防水透湿膜+「裏地」で形成される3層構造の生地にすることによって、十分な強度が得られるからです。

ところで、レインウェアの中には、2層(あるいは2.5層)構造の生地で作られている物もあります。

生地の層の数を少なくすることで、軽量性が高まるというメリットが得られます。

ですが、反面、生地の強度は落ちます。

富士登山で使うレインウェアは、生地の強度と軽量性との兼ね合いでは、3層構造が適しています。

また、3層構造の方が肌触りが良いという利点もあります。

なので、富士登山で使うレインウェアは生地が3層構造の物を選びます。

5.フードの後頭部からドローコードが出ている

レインウェアのフードが頭にフィットすることも重要です。

富士登山で使うレインウェアは、フードの後頭部からドローコードが出ている物がおすすめです。

出典:THE NORTH FACE公式

なぜならば、このドローコードを締めて後頭部とフードの間の隙間を無くし、フードが頭にフィットすると、顔を大きく左右に向けてもフードが頭の動きに追随し、フードが視界を遮ることがなくなるからです。

逆に、フードがユルユルだと、顔を大きく左右に向けた時にフードの中で頭だけが空回りし、フードによって視界が遮られかねず、大変危険です。

なので、富士登山で使うレインウェアは、フードの後頭部からドローコードが出ている物を選びます。

6.パンツの裾が膝まで開く

富士登山で使うレインウェアでは、パンツの裾が膝まで開く物がおすすめです。

出典:THE NORTH FACE公式

なぜならば、登山中に雨が急に降り出したら、レインウェアを迅速に身に着け、身体が雨で濡れないようにする必要があります。

そんな状況で、レインパンツを履く時に登山靴をいちいち脱いでいる暇はありません。

硬くて大きい登山靴を履いたままの足をレインパンツに通す必要に迫られます。

そんな時、裾の外側にあるスライドファスナーで膝くらいまで開けられる仕様になっていると、着脱がしやすいからです。

物によっては、開く範囲が膝までに留まらず、下から上まで全開する物もあり、これだと着脱は更にスムーズに行なえます。

なので、富士登山で使うレインウェアには、パンツの裾がせめて膝まで、あるいはそれ以上開く物を選びます。

7.ジャケットのポケットの位置が高い

富士登山に適したリュックサックにウェストストラップは付き物です。

これに伴い、富士登山に適したレインウェアにおいても、ジャケットの両脇のポケットが高い位置に配置されている物がおすすめです。

なぜならば、街使いのジャケットのようにポケットが裾の近くにまで配置されていると、ウェストストラップに邪魔されて使いづらいからです。

そではなく、ウェストストラップよりも高い位置にポケットが配置されていれば影響されません。

なので、富士登山で使うレインウェアには、ジャケットの両脇のポケットが、リュックサックのウェストストラップに邪魔されずに済むほどに高い位置に配置されている物を選びます。

8.少しゆったり目のサイズ

少しゆったり目のサイズとは、以下の程度にゆったりしていることを意味します。

  • バンザイしたり腕や脚を深く曲げても袖や裾から身体がはみ出さない
  • 内側にフリースやダウンを重ね着できる余地がある

丈は、直立不動の体勢ではなく体を大きく動かしても、身体が確実に覆われるサイズの物を選びます。

幅は、内側にフリースやダウンを重ね着しても窮屈にならず、動きやすさが保たれるサイズの物を選びます。

9.視認性の良い色

富士登山で使うレインウェアは、赤やオレンジや黄色の様な視認性の良い色が使われている物がおすすめです。

なぜならば、視認性の良い色の方が、視界が悪い悪天候の中を歩いていても仲間とはぐれにくいからです。

また、万が一遭難しても発見されやすいからです。

富士登山では、オシャレ以上に安全を優先した道具選びが重要です。

なので、富士登山で使うレインウェアには、赤やオレンジや黄色の様な視認性の良い色が使われている物を選びます。

富士登山に適したレインウェアおすすめ3選

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富士登山用レインウェアにレンタルを活用する

レインウェアに限らず登山用品はどれも高額で、簡単には手が出ないとお感じの方もいらっしゃると思います。

それならば、レンタルを活用することを検討してみてはいかがでしょうか。

なぜならば、性能や機能が不十分な物で間に合わせようとしても、実際の現場では用を成さないからです。

用を成さない物を買うくらいなら、十分に役立つ物をレンタルする手もあります。

あなたは次のようにお考えかもしれません。

  • 初心者の私にハイスペックな登山用品は不相応だ。
  • 今後使う見込みが無いのに高額品を買うのはもったいない。
  • 予算をオーバーしてしまう。
  • 程々の物で済ませたい。

お気持ちはわかります。

ですが、富士登山に行くならば、残念ながらその考え方は当てはまりません。

なぜならば、あなたの現状と目標との間に大きな開きがあるからです。

富士登山に行くに当たっては、次のように考えるべきです。

  • 富士登山をするとは上級レベルの登山をすることを意味する。
  • たとえあなたが初心者でも自然は手加減してくれない。
  • 性能や機能が不十分な物では用を成さない。
  • 上級レベルの登山に対処できる道具選びが必要。
  • 経験や技術の不足を、むしろ道具の優秀さで補う。
  • 性能や機能が十分な物で、出費を抑える方法を考える。

「程々の物を・・・・」と考えるのが決して間違いとは言いませんが、性能や機能が程々であるが故に値段が程々の物ではダメです。

なぜならば、最悪の場合、命を落としかねないからです。

妥協して安物を新調するくらいなら、レンタルを活用して出費を抑えてみてはいかがでしょうか。

登山用品をレンタルするなら、 こちら がおすすめです。

安物買いの○○失いは避けよう

富士登山をしようと思ったら、そのレベルに十分に対処できる道具選びが必要です。

性能や機能が不十分な物では用を成しません。

無駄な買い物をしてお金を失うだけで済めばまだましですが、命まで失ってしまっては取り返しが付きません。

富士登山に行くならば、富士山という厳しい自然環境を十分にしのげるだけの高性能高機能なレインウェアを持って行って下さい。

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この記事を書いた人

Picture of 丹羽 英之

丹羽 英之

登山歴は20年以上。山岳展望や花(高山植物)を見ることが好きで、北アルプスの雲ノ平周辺によく行きます。一人で山に登ることが多く、気ままに山道を歩き、心の癒やしやリフレッシュをすることも登山の目的の一つです。

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