モンベルのレインダンサーは活用範囲が広い上にお値打ち価格 入門者から経験者まで幅広いユーザー層に支持される魅力を徹底解明!

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本格的に登山を始めようとしている登山入門者におすすめなレインウェアの一つがモンベルのレインダンサーなのですが、この商品は、入門者のみならず経験者まで幅広いユーザー層から支持されています。今回はそんなレインダンサーの魅力を、多少は譲歩せざるを得ない点と共に、徹底解明いたします。

国内有力メーカの製品

モンベルは日本にある有力アウトドアメーカーの一つです。つまり、日本の気候(特に雨の特徴)や日本の山岳事情や日本人の体形、体格について良く知っていて、それに合わせた製品作りができます。メーカーが持つこの強み(メリット)や優位性(アドバンテージ)は、同時に、製品の強みや優位性に直結します。

ゴアテックス採用モデル

登山用のレインウェアに求められる機能の一つに防水透湿性というものがあります。外側からの雨水の侵入をくい止めると同時に、内側で発生した汗を水蒸気として放出するという、一見相反するかのように思える機能を両立する素材を防水透湿性素材と呼びます。ゴアテックスは、この防水透湿性能が最高レベルにあり、信頼性も最も高い防水透湿性素材です。レインウェアを選ぶに当たり、「迷ったらゴアテックスを選べば間違い無い」と言われる程です。レインダンサーは、この、ゴアテックスを採用したレインウェアの一つです。

耐水圧50,000mm以上、透湿度25,000g/m2・24hr

登山用レインウェアの実用レベルを十分に上回る性能があります。

ゴアテックスの割には安い

ゴアテックスは、機能や性能や信頼性が高い反面、価格は高くなりがちです。ですが、レインダンサーは、ゴアテックス採用モデルの中では、最も安いと言って良い程の価格で買うことができます。

各アウトドアメーカーから売り出されているゴアテックス採用のレインウェアには4万円、5万円という価格が当たり前のように付けられていますが、レインダンサーは3万円程度で買うことができます。

生地が厚めで丈夫(反面、重めで硬め)

ここで言っていることは、市場に今出回っている他のレインウェアと比較しての相対的な話です。ゴアテックスが現れる前のレインウェアにはゴム引きの防水布が使われていました。それと比べるとゴアテックスははるかに軽量です。レインダンサーよりも軽さや柔らかさを優先して作られた商品も他にあるという意味です。軽量化を重視して作られた商品と比べると重かったり、生地のしなやかさを重視して作られた商品と比べると硬いという意味です。

製品が持つ幾つもの機能や性能のうちの、一つを高めようとすると他の何かが犠牲になってしまうということはありがちです。生地を薄くすることに伴って重量は軽く、肌触りは柔らかくなりますが、同時に強度も下がります。レインダンサーは軽さや柔らかさが突出していない代わりに耐久性の高さを保っています。だからと言って乱雑に使うことは避けたいですが、水滴が付いた笹薮や草むらを掻き分けて進む場合にも気兼ねなく使えるはずです。

機能バランスが良い

使う場面、使い方、使う人の特性や好み等々によって、求められる機能や性能や要素等の優先度合いは変わってきます。何かを優先すると、それに伴って、別の要素は譲歩せざるを得なくなったりもします。例えば、先程もお話しした通り、軽さを優先すると丈夫さも下がるみたいなことです。レインダンサーはレインウェアが使われる様々な場面に対して、機能バランスが良い商品に仕上がっています。広い範囲で活用できることもレインダンサーの魅力の一つです。これも、レインダンサーが、入門段階にとどまらず、経験を積んだ段階でも使われ続ける理由の一つになっています。

ややゆったりめの設計

レインウェアは、雨具としてだけでなく、防風着や防寒着として使うこともよくあります。保温性の高いフリースや薄手のダウンを中間着として着た上にアウターとして重ね着することもあります。なので、ややゆったりめのサイズの物を選ぶと重宝します。レインダンサーはややゆったりめの設計になっているので、このような使い方がしやすいです。内側に重ね着をしても窮屈に感じにくい設計になっているのです。

ちなみに、「大きめ」ではなく「ゆったりめ」です。大きめだと、同時に、袖や裾や股下長も大きくなってしまいます。そうではなく、ゆったりめなので、袖や裾や股下長は大きくならずに、腕周りや胴周りや脚周りにゆとりがあるのです。

豊富なカラーバリエーション

色の選択肢が多いため、オシャレ的な要素を考慮することもできます。山でだけでなく街でも活用して構いません。

ロールアップフード

以前は、フードを襟の中に収納できるタイプの物が主流だったように思いますが、最近では、襟が無く、フードを出しっ放しにしたものが主流になっているように思います。襟がある方が機能的だとか、襟が無い方がオシャレだとか安く作れるとか、それぞれに一長一短あります。レインダンサーには襟は無く、襟の中にフードを収納することはできません。ですが、フードを出しっ放しにして風でバタついたり、中に雨水が溜まってしまったりということを避けるために、フードを使わないときは、襟裏のループとベルクロでまとめることが可能です。

トライアクスルフード = フードのフィット具合のきめ細かい調節機能

顔面からの雨水の侵入をくい止めつつ、頭を動かしても視界をしっかり確保できるように、レインダンサーのフードには「トライアクスルフード」という機能が採用されています。トライアクスルフードでは、①顔面の周囲と②頭部の奥行きと③ひさしの深さの三箇所の調節が可能です。①顔面の周囲の調節機能に関しては、登山用のレインウェアであればほとんどどれにでも付いているように見受けられます。③ひさしの深さの調節機能に関しては、付いている物も付いていない物もどちらもありますが、比較的多くみられるように思います。それに比べると②頭部の奥行きの調節機能が付いている物は少ないように思いますが、こちらの調節機能の方がはるかに重宝します。レインダンサーには、これら三箇所の調節機能がどれも付いています。

フードのフィット具合を調節する時は、①顔面の周囲、②頭部の奥行き、③ひさしの深さの順番で行ないます。①顔面の周囲の調節を終えた時点では、後頭部とフードの間に隙間が残っています。②頭部の奥行きの調節機能が無く、後頭部とフードの間に隙間が残ったまま③ひさしの深さを調節しても、後頭部とフードの間の隙間は依然として残ったままです。後頭部とフードの間に隙間が残ったままで首を左右に捻ると、フードは固定されたまま中の頭だけが空回りするという現象が起こります。頭の動きにフードが付いて来てくれないのです。そうなると、大きく首を捻った時に、捻った側の目がフードの中に隠れてしまい視界が遮られてしまいます。雨降りというただでさえ周囲の状況が見えづらい状況の上に、フードで片目が隠されてしまうと更に視界が悪くなり大変危険です。②頭部の奥行きの調節機能が無いと使い勝手が非常に悪いです。ですが、レインダンサーにはこれら三箇所の調節機能がどれも付いているので、頭にしっかりフィットしてくれます。ヘルメットを被っても、脱いでも、どちらでも大丈夫です。

パンツの裾が大きく開くロングボトムジッパー

着脱のしやすさも、使い勝手を良くする要素の一つです。レインダンサーのパンツは、サイドジッパーによって裾が膝の辺りまで開くために、普段履いている靴よりも大きくてゴツい登山靴を履いたままでも容易に着脱ができます。ですから、急に雨が降って来た時でも、登山靴を脱ぐ手間をかけることなく、素早く履くことができます。

パンツの股下長を選べる

パンツの股下長が標準のレギュラーモデルと、ウエストサイズはそのままで股下長を標準よりも6㎝増減させた、ロングモデルとショートモデルの三つの選択肢が各サイズにおいて用意されています。

先程、内側に重ね着をしても窮屈に感じなくて済むように、ややゆったりめのサイズの物を選ぶと重宝するとお話しいたしました。レインダンサーのパンツなら、このゆったり目のサイズの物を選びやすいです。

独自のカットパターン

レインダンサーは、動きやすさを追求しつつ、同時に、縫製箇所を極限まで減らす独自のカットパターンを採用することによって、機能や性能が高められています。例えば、肘や膝に立体裁断を取り入れるなど、裁断および縫製のパターンに工夫が凝らされ、登山において求められる動きをスムーズに行なえるように作られています。

レインウェアが出来上がるまでには、縫製という工程は避けて通れません。縫製することによって次のようなことが起こることが考えられます。
縫製により継ぎ合わされた生地は、ひとつながりの生地と比べると、縫製部分において強度が下がってしまいます。また、縫製により、生地に多数の針穴が開きます。この針穴からは雨水が侵入してきてしまうため、レインウェアに仕上げる過程で、縫い目に沿ってシームテープを貼り合せることで防水性能を回復させます。シームテープを貼り合せるのですから、その分重量は増えます。また、シームテープ部分は水を通しませんが、同時に湿気も通しません。シームテープを貼り合わせることで防水性能は回復する一方で、その部分の透湿性能は無くなってしまいます。また、長年使っているうちに、接着剤の劣化によってシームテープが剥離するということも起こります。そうなると、針穴から結局水が浸み込んで来る(防水性能が下がる)ということも起こってしまいます。
つまり、縫製することによって、生地の強度も、また透湿性能も、更には防水性能も下がってしまい、重量は増えてしまう訳です。

ですから、縫製箇所は少ないに越したことはありません。レインダンサーは縫製箇所が極限まで減らされていますので、耐久性や透湿性や防水性や軽量性を損なうことなく、動きやすさが高められているのです。

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レインダンサーで山を存分に楽しもう

以上お話ししてきた通り、レインダンサーは優れた機能や性能をバランスよく兼ね備えた優れ物ですから、あなたの要望を満たす一着になること間違いなしです。

レインダンサーをお供に従えて、どうぞ、山を存分に楽しんで下さい。

この記事を書いた人

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丹羽 英之

登山歴は20年以上。山岳展望や花(高山植物)を見ることが好きで、北アルプスの雲ノ平周辺によく行きます。一人で山に登ることが多く、気ままに山道を歩き、心の癒やしやリフレッシュをすることも登山の目的の一つです。

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