感動に出会える!冬山テント泊登山のおすすめの楽しみ方!

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なぜ冬山登山をわざわざする人がいるのだろうかと疑問に思う人もいると思います。

冬山テント泊登山と聞くと、寒い、足元が悪い、荷物が重い、動きづらい、危険だ、等々の敬遠したくなるイメージが思い浮かぶ人もいると思います。

確かにその通りではあるのですが、そんな苦労をしたからこそ出会える感動的な光景を、冬山テント泊登山では目にすることができます。

それが何かをこの記事でご紹介いたします。

冬山の魅力

景色

冬は空気が澄んでいるので遠くまで見通せます。

そして、高山(こうざん)はきれいに雪化粧します。

雪化粧したきれいな山並みを眺めることができます。

冬は冬ならではの山の装いを楽しむことができます。

食事

冬は気温が低いので、食材に生物(なまもの)を持って行っても腐る心配が減ります。

それが可能であれば、雪の中に埋めて冷凍保存することもできます。

仲間と一緒に鍋をつつくのも楽しいものです。

星空

山中での夜空は、街の明かりによる”光害”を受けにくいので、きれいな星空を楽しむこともできます。

街中で夜空を見上げるよりもはるかに多くの星を、いわゆる満天の星空を楽しむことができます。

オリオン座やカシオペア座等の有名な星座も見付けやすいと思います。

冬山テント泊ならではの現象

これまでに紹介したことは、やり様によっては、テント泊をしなくてもできるかもしれません。

ですが、ここで紹介する”物”は、おそらく、冬山テント泊をしないとなかなかお目にかかれない”物”だと思います。

その”物”は何かと言うと、その”物”の正式名称を、実は、私は知りません。

その”物”の形は、図鑑か何かで見た雪の結晶の形によく似ています。

ですが、雪のように、空から降って来た訳ではありません。

その”物”がいつ見られるかと言うと、朝、目が覚めた時です。

その”物”をどこで見られるかと言うと、テントの内張りにびっしりと並んでいます。

大きさは3mm程度と記憶しています。

形は、曖昧な記憶を基に、私が、Microsoft PowerPoint を使って描画しました。

一つひとつは、おそらく、下の図のような形をしていたと思います。

登山では早発ち早着きが基本ですし、冬は日照時間が短いので、日の出前に起きて朝食をとり、出発に備えます。

朝、起きたら、寝袋を素早く収納してスペースを作り、暖房も兼ねてガスバーナーに火をつけ、食事の準備に取り掛かります。

テント内が暖かくなれば、その”物”は溶けて見られなくなってしまいます。

そんな状況で、その”物”の写真を撮っている時間的余裕はなかなかありません。

時間的余裕があったとしても、3mm程度のその”物”を、私が持っているカメラで、ピンボケせずに写真に収めることは無理です。

なので、曖昧な記憶を基に描きました。

一つひとつは小さいですが、それらがテントの内張りにびっしりと並んでいる様を見るのは感動ものです。

なぜその”物”が見られるか、考えてみました。

その”物”の素は、おそらく、テント内で食事をした時に発生した湯気や、寝ている最中に我々がかいた汗や、吐いた息の中に含まれている水分だと思います。

冬の山中の夜中の気温はマイナス10℃を下回る寒さですので、その低温の中で水分が冷やされて、雪の結晶のような形のその”物”が出来上がったのだと思います。

冬に家で過ごしても、朝、窓ガラスが曇っていたり水滴が結露していたりするのと同列の現象だと思います。

冬山テント泊をすると、この様な素敵な現象が見られるのだと思います。

ちなみに、これがサイトロゴやサイトアイコンに使っているマークの由来でもあります。

冬山テント泊を目いっぱい楽しもう

登山も野外活動の一つです。

ですが、その”物”は、野外と言うより、テントの中でこそ見られる”物”です。

行く山の標高にもよると思いますが、12月頃からゴールデンウィークまで、テント泊をすればその”物”を見られるはずです。

あなたも冬山テント泊に出掛ける機会があるならば、その”物”を見ることを楽しみの一つに加えてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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丹羽 英之

登山歴は20年以上。山岳展望や花(高山植物)を見ることが好きで、北アルプスの雲ノ平周辺によく行きます。一人で山に登ることが多く、気ままに山道を歩き、心の癒やしやリフレッシュをすることも登山の目的の一つです。

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